3月23日の午後、韓国の首都ソウル市内でなかなかお目にかかれない光景が撮影され話題となっている。
街中を疾駆する動物の姿はなんと『シマウマ』。横断歩道上に立ちすくむシマウマ。そして狭い迷路のような路地を華麗に駆け抜けるシマウマ。
このシマウマは約3時間もソウル市内を駆け抜けたという。その様子、早速ご覧ください。
報道によると、このシマウマは23日の午後半ば、ソウル市の東部にある“ソウル子供大公園動物園”の木製のフェンスを突き破って街中を走りまわったという。映像では、交通渋滞をすり抜け車のドライバーを驚かせている様子、横断歩道を無視して信号に向かって突進する様子などが写っている。
その後、狭い迷路のような路地を駆け抜けるも道は行き止まり。戸惑うシマウマの様子を伺いながら、救助隊員が麻酔銃でシマウマを撃ち、無事に保護された。動物園の関係者によると、シマウマの状態は安定しているそうだ。現在、どうやって逃げ出したのかを調査しているそうだ。
アフリカの草原ならまだしも、首都の路地を疾駆するシマウマを見かけることは稀である。Youtubeのコメントにも、
「黄疸歩道に上に立つ横断歩道(シマウマ)を見るとは思わなかった」「めったに見られる光景ではない」「外に出て路上でシマウマを見たら、大騒ぎになるに違いない」「シマウマが道路を横断する理由は、そこに横断歩道があるから。」という珍風景に感嘆する声が多い。
それらに交じって、「散歩に出かけたかったのだと思います。ずっと捕われの身は辛いよね」「かわいそう」「動物園からはすべての動物を解放すべき」「シマウマは“逃げる”ことはありません。すべての動物には自由に歩き回る権利がある」というシマウマの身を案ずる声もチラホラある。
このシマウマ、麻酔から目を覚ました時どんな感想をもつのだろうか?コンクリートのジャングルの悪夢か、それとも束の間の自由を楽しんだ記憶か・・。
どちらにせよ、シマウマに怪我はなくて何よりであった。
参照元:Youtube