警備員に強烈タックルをかまされる
世界中が熱狂したWBCの興奮や感動が冷めやらぬなか、NPBでも、そしてMLBでもそれぞれ開幕戦がスタートした。そのなかの一戦、30日におこなわれたドジャース対ダイヤモンドバックスの試合ではドジャースが8対2で勝利をおさめたのだが、試合終了後に突然グラウンドに1人の男性があらわれるという珍事が発生したようだ。
外野の壁を飛び越えてセンターフィールドまで疾走した男性は、突然片膝をついてリングボックスを取り出した。公開プロポーズだということは誰がみても一目瞭然だったが、警備員はそんなことお構いなし。
すかさず男性にNFL並みの強烈タックルをかまして、自分たちの職務を全うしたのである。
男性は警備員らに取り押さえられあわや手錠をかけられるところだったというが、観客らからは歓声が上がり、またこの動画はSNSで拡散されることとなった。
寿司職人だというこの男性リカルド・フアレスさんは、後日、自身のSNSで恋人のラモナ・サーベドラさんと婚約したことを明らかにしており、プロポーズはどうやら成功したようだ。警備員らに連れて行かれるリカルドさんの姿を見たときはきっと動揺したに違いないが、この一連の出来事には「観客らの声援は男性へ?それとも警備員?」「このタックルって必要だった?」「警備員は自分がタフガイだってみんなに見てほしかったんだ」「警備員をドラフト一巡目に指名したいね」「警備員が自分のキャリアを発揮するこの瞬間を待っていた」などと、意外にも警備員に対する皮肉めいたコメントが多く寄せられている。
参照元:YouTube、New York Post