ヒジャブ未着用の女性らにヨーグルト
昨年9月、法律で義務付けられているヒジャブを適切に着用していなかった女性が逮捕、そしてその後に死亡したことを受け、イランでは激しい抗議デモが続いている。
そんななか、先月30日にはイラン北東部の都市シャンディズの店舗で、ヒジャブを着用していないことを理由に男が女性2人にヨーグルトを投げつけた映像が公開された。
女性2人に近づいた男が、店内にあったヨーグルトの桶を手にしたかと思うと頭からヨーグルトを浴びせたのだ。
現地のメディアによると、男は秩序を乱したとして逮捕されたというが、その後、被害にあった女性2人にもヒジャブを着用していなかったことで逮捕状が出されたという。
イランでは冒頭で述べた抗議活動の一環として、多くの女性がヒジャブを着用せずに外出しているというが、今回の事件を受け、イランのエブラヒム・ライシ大統領は「ヒジャブ着用は法で定められた義務である」と改めて強調し、また、イラン内務省も「ヒジャブが宗教的必需品であることは疑いの余地がないこと」とツイートした。
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