人類史上最悪のプロポーズ!?サプライズプロポーズに“誘拐”を演出した男が物議を醸す

カルチャー

オーストラリア・シドニー在住とある女性は、10年来付き合っている男性とレバノンを旅行中に『誘拐』に遭遇した。しかし、それは男性が行ったサプライズプロポーズの演出の一環だったという。
その様子は旅行に同行していた男性の妹によって録画されており、今月8日にTikTokで公開された。

幸いにも女性はプロポーズを受け入れたようだ。しかし、そのサプライズ演出は「こんなのおかしい」「トラウマになる」「人類史上最悪のプロポーズ」とTiktok上で物議を醸している。

@tahlzyy_ The most controversial proposal ever #fyp #engagement ♬ original sound – Tahli

この男性はアダム・リック氏。世界最悪レベルの金融危機に陥り、ここ数年治安が悪化しているレバノンを旅行中にこの「人類史上最悪のプロポーズ」を敢行したという。

仕込みと知らず、誘拐の恐怖におののいているのは、ヴァネッサ・ムヤリさん。この二人は10年来の長い付き合いだと言う。

動画では、ムヤリさんは車から引きずり出され、別の車に乗せられ目隠しをされたままなすべもない。泣きわめきながら、車を降ろされるとそこは浜辺。ムヤリさんの目隠しが外されると・・・・。

目の前には、花束を抱えたリック氏が!そしてバックから誘拐犯たちが楽器を演奏する生演奏が流れる。
これがプロポーズの演出の一環であった事に気が付くと、“冗談でしょ!” と叫び彼女は膝から崩れ落ちた。その目からは、安堵か喜びなのか良く分からない涙が流れている。

この動画を撮影したリック氏の妹タリアさんは、

「兄はムヤリさんを怖がらせるような方法でプロポーズしたい、と冗談を言ってたのよ。二人はいつもお互いにイタズラをしているの。この企画と実行には3ヶ月もかかりました。」

と満足げに語っている。

しかし、TikTokユーザーの意見は芳しくないようだ。

「彼女はプロポーズに泣いているのではない。自分の人生が目の前でフラッシュバックし、自分が“死んだ”と思ったから泣いているのだ」「もしあなたが誰かを愛し、一緒に人生を過ごしたいと思っているならば、決してこんなことはしないはず」「こんなプロポーズを受けるなら一生独身でいい」「途中で怖くて気絶してしまいそうでした。トラウマだよこんなプロポーズ!」

という意見が並ぶ。「これは彼女の人生で最悪で最高の経験になる 」「今まで見た中で最高の出来事だ。ハハハ」というコメントもあるにはあるものの・・。

このプロポーズが受け入れたムヤリさんはよほど出来た女性なのであろう。二人の関係は二人にしか分かり得ないところではあるが、今後の夫婦間の主導権はムヤリさんがしっかり握ってゆきそうな気がする。

参照元:nzheraldtiktok

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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