キム・カーダシアンを目指した女性
会員制ソーシャルメディア『OnlyFans』のモデルで、キム・カーダシアンのそっくりさんとしても有名だったクリスティーナ・アシュテン・グルカニさんが、整形手術後に心停止を起こして亡くなったと報じられた。まだ34歳という若さだった。
4月20日午前4時31分頃、家族のもとへ病院にいた家族の一員から泣き叫ぶような悲痛な電話がかかってきたという。しかし、病院へ駆けつけたときには状況はさらに悪化しており、アシュテンさんはそのまま帰らぬ人となってしまったというのだ。
あまりに突然の娘の死を受け止めきれないなかで、遺族は生前の彼女の生き方をこう話す。
彼女は思いやりがあり、愛にあふれた自由な精神で、いつも時間をかけてすれ違う人を笑顔にしていました。膝をついて子供たちの目の高さに合わせて話すような人でした。人とつながれる才能があり、隅にいる孤独な人を探してはその人自身を特別な存在であることを感じさせていました。
大切な娘を失い、深い悲しみの中にいる遺族は、アシュテンさんを送り出すためにクラウドファウンディングサイト『Go Fund Me』で葬儀費用の寄付を募っているようだが、その一方で、今回のアシュテンさんの死は整形手術の医療処置が適切におこなわれなかったことが原因だとし、現在当局による捜査がおこなわれているというのである。
生前数え切れないほどの整形手術を繰り返してきたことに賛否の声が上がるのは当然だろうが、インスタグラムにフォロワー62万人を抱えていた彼女の死が与える影響力はとてつもなく大きい。昨今、美容整形が安価でより身近なものになりつつあるが、それに危機感を感じてしまうのは筆者だけではないだろう。
参照元:YouTube、NBC Boston