現金1億円から大人のおもちゃまで、ごみ捨て場からは予想もつかない”とんでもない”ものが出てくる場合がままある。
このほど、アメリカ東部のウェストバージニア州にある”ゼラ小学校”の校長先生が学校裏にある大きなごみ箱のロックを解除したところ、『とんでもない物』に遭遇した。
その様子を捉えた監視カメラ映像はCBSニュースなどアメリカのTV番組で報道され話題となっている。
この真面目そうな校長先生はジェームズ・マーシュ氏。5月1日、週の初めの月曜日の朝、カフェテリアのスタッフのために学校のごみ箱のロックを解除していた。
ロック紐が外れるとなんと、ごみ箱の蓋からは巨大なクマの頭が!
突き出てきたクマの顔は校長先生の顔を見つめた。
そして、この時の画面左下に注目してほしい。用務員の女性が偶然ドアを開け、校長先生とクマの邂逅を目にした。しかし、非情にも女性はドアをバタンと閉めてしまう・・。逃げ場を失ったマーシュ校長先生は、彼の人生で最速のダッシュを見せ、力の限りごみ箱から遠ざかる!
幸いにもクマは校長先生とは逆方向へ逃げ、一同は事なきを得た。
映像の最後には安全を確信し、ごみ箱へ戻る校長先生と女性用務員が何やら語りあう様子が写っている。人生最大の恐怖を味わった校長先生が両手をはっしと膝につけているところで映像は終わる。
その後、マーシュ校長先生は地元報道局”WASZ 3”に
「色んな物がごみ箱に捨てられますが、そこからこんな大きなものが出てくるとは思っていませんでした」
と大変真面目に答えている。
しかし不思議なのは、ゴミをあさりにクマがごみ箱の中へ入るのはいいとして、ごみ箱のロックは一体誰が閉めたのであろうか?謎は深まるばかりである。そしてまた、今後の女性用務員と校長先生の関係性も気になるところだ。しかし、この真面目そうな校長先生なら『君、ドア閉めたよね?』とか無粋なことは言わなそうだ。