魅惑の炭酸飲料「ドクターペッパー」。コーラにも、ペプシにもおもねることを良しとしないその独特な立ち位置で根強い人気を持っている。
このほど、発祥の地アメリカ合衆国でこのドクターペッパー味のアイスクリームが「ブルーベルアイスクリーム」社より発売され話題となっている。どちらの製造会社もアメリカ・テキサス州にルーツを持つため、”テキサス人の夢が叶ったと”と感涙にむせぶ人々が続出しているという。
ニュースで大々的に取り上げられたり、
なぜか天気予報の最中に味見をしたり、
味見のショート動画が沢山投稿されていたり、
と大変な盛り上がりようだ。
正式な商品はその名も『ドクターペッパーフロートアイスクリーム』。ブルーベルのバニラアイスクリームとドクターペッパー風味のシャーベットを混ぜ合わせたフレーバーで、今月18日からパイントとハーフガロンのサイズで販売されているという。現地アメリカではCNNまでもが報道するほどの話題になっているようだ。
ドクターペッパーは長年にわたり、コーラやペプシとは”ちょっと違う”風変わりな炭酸飲料として成功を収めてきた。最近、炭酸飲料市場全体が低迷しているにもかかわらず、ドクターペッパーは競合他社よりも地位を高めているという。現在のところドクターペッパーは、コーラ、ペプシ、マウンテンデューに次いで米国内で4番目に人気のある炭酸飲料だそうだ。
日本でも子供の頃にこの炭酸飲料を飲んで、何とも言えない気持ちになった人は多いと思う。その内のほんの一部の人々がとんでもなく愛飲するようになるというコアな飲料である。20種類以上のフルーツ・フレーバーがブレンドされた“好き”と“嫌い”が大きく分かれる独特の味わいも、バニラアイスと一緒に摂取することで中和されそうな気もする。是非味見をしてみたいものだ。日本での発売も期待したいところだ。