高さ4メートルの巨大ウンコ!?
豪シドニーにあるボンダイビーチは、非常に有名な観光スポットとしても知られ、常に多くの人で賑わっている。そんなビーチに、このほど”あるもの”がお目見えし、話題をよんでいる。
Locals in Sydney’s Bondi Beach woke up on World Environment Day to a 13-foot-tall poop emoji made from recycled plastic that Better Packaging Co. dumped (get it?) on the shore to bring attention to how much plastic sh*t ends up in the world’s oceans every 30 seconds. pic.twitter.com/MvikybEORz
— NowThis (@nowthisnews) June 5, 2023
それは、高さ4メートルの巨大ウンコである。
一体なぜこのようなものがビーチに出現したのか…、そこには世界中の海で問題となっている環境問題を訴える目的があったという。
目に見える方法で環境問題を訴える
動画からもわかるように、実はこれ、プラスチックゴミで作られているものなのだ。オンライン環境用品会社『Better Packaging Co』が考案したもので、毎年世界環境デーになると、持続可能性を誇示しようとこのようなアイデアを提案する。
世界の海に流れ込んでいるというプラスチックゴミの量は、わずか30秒でこのウンコ1つ分に相当するといい、それを視覚的に訴えるとともにプラスチックがいかに大きな驚異となっているかを表現したアートだという。同社の共同設立者であるレベッカ・パーカスキー氏はインタビューに対しこう答えている。
毎年、何百万トンものプラスチックが海に流れ込み、本当に危機的状況にあります。私たちは、ただこの問題に意識を向けるだけでなく、前向きな解決策があることを示したかったのです。
小さな子供やサーファー、観光客やカモメもみんな、インパクトの強いこのアートには興味津々の様子だ。幅広い世代に環境問題について広く知ってもらうためにこのような方法は非常に効果的で、多くの人に関心をもってもらう良いきっかけとなることは間違いないだろう。
参照元:Twitter、Yahoo!news