息子の顔に20ヶ所以上の引っかき傷

先月、豪ボックスヒルにある保育園『Only About Children Melbourne Central』に、生後10週になる息子ノア君を迎えに行った際、母親のレイチェルさんは愛息のとんでもない姿に言葉を失った。

なんと、ノア君に顔には20ヶ所以上の引っかき傷があったというのだ。

ショックを受けたレイチェルさんがスタッフに説明を求めたところ、ノア君の顔が血まみれになっているのは、おむつ交換の作業をしている時に、監視の目が行き届いていなかった他の幼児によってノア君の顔が引っ掻かれたというものだった。

レイチェルさんはメディアのインタビューに対しこう話している。

私たち夫婦は、二人とも涙を流していました。子供にこんな恐ろしいことが起こるなんて信じられませんでした。園側は偶然に起こったことだと説明しましたが、私たちはこの説明を受け入れることができません。ノアの顔には20か所以上の傷があったんですよ。こんなことが偶然に起こるはずがありません。主人は、これは絶対に事故ではなく、児童虐待だと言っています。

その後、一家は保育園から謝罪の手紙を受け取ったというが、レイチェルさんは補償も求めている。また、ノア君の様子が気になるところだが、病院で診察を受けたところ、幸いにも目や脳には傷がついておらず、傷跡も残らないとのことだ。

園を信頼して我が子を預けているなかで、このような事故が起きてしまうのは本当に辛いことである。一方で、園側にとっても人員不足などの問題が浮き彫りになってしまったとも言えるだろう。今回の件について、敎育省の広報担当者は、おむつ交換時の手順を見直し、この時間帯にスタッフを増員させることなどの対策を講じているとコメントを発表している。

参照元：YouTube、Ladbible