「君はまだ、究極のサッカーを知らない。」
とのキャッチコピーで2002年日本公開され、大旋風を巻き起こしたサッカー映画(?)の名作「少林サッカー」。公開後すでに20年以上を経たが、現在に至るまで定期的にテレビでも放映されておりご覧になった方も多いだろう。
振り切りすぎのコテコテオーバーアクションや、勧善懲悪、爽快極まりないストーリー、スペクタクルな映像表現などが盛り込まれ、監督・主演のチャウ・シンチーは一躍世界に名を馳せた。同作は世界32カ国で上映され、当時イタリアではアジア映画として過去最大のヒット作となった。
日本での興行収入は35億、2002年年間収入第8位のヒットを記録している。チャウ・シンチー監督はこの後、『カンフー・ハッスル』、『ミラクル7号』、『ジャーニー・トゥ・ザ・ウェスト』等、サッカーとは異なるジャンルの作品を撮り続け、しかもそのどれもが面白く、映画ファンにとっては次回作を常に垂涎される存在となっている。
そんな名監督チャウ・シンチーがこのほど自身のインスタグラムに突如こんな映像を公開し、それを見たファンたちは色めき立っている。
この動画は6月22日に公開されたもの。新作映画となるであろう映画脚本の表紙には『少林女足』とあり、武術のポーズをとる女性のシルエットが描かれている。もちろん足元にはサッカーボールも!この表紙だけでもすでに面白そうである。
「私の誕生日の願いはこうだ。」とチャウ・シンチー監督はキャプションに書いている。
「若くて美しく、才能も体も健康な色々な国の女性達と忘れられない時間を過ごしたい。どんな国でも歓迎します。多ければ多いほどいい!」
「ただ不細工はいけません。資格があると思う人は写真と詳細情報を [email protected] まで送ってください。」
監督はさらに警告を付け足している。
「ただフォトショップで加工した写真はいけません。それを我々のチームは認めません。国連も間違いなくそれを承認しない!」
この作品、『少林女足』が2001年の名作の続編かどうかはまだ不明だ。チャウ・シンチー監督はこの動画以外の詳細を明らかにしてはいない。
なお、映画公開当時アメリカの映画誌『プレミア』のインタビューで、チャウ・シンチー監督は次のように語っている。
少林サッカーは日本の漫画『キャプテン翼』にインスピレーションを得たものであり、サッカーとカンフーを組み合わせるアイデアは長年に渡って温めていた。しかし、それは漫画でのみ可能な表現で、今日のようにCG技術が発達するまで待たなければならなかった
・・それから20年以上が経ち、CG技術は当時より更なる進化を遂げている。どんな映画になるか今から楽しみでしょうがない。
待望の続編ということもあり、世界中でヒットする可能性は高いだろう。条件に合致する女性は、是非チャウ・シンチー監督宛てにメールしてみては如何だろうか?