中国・四川省成都にある“ジャイアントパンダ繁殖研究基地(成都大熊貓繁育研究基地)”で、なんとも愛らしい瞬間が記録された。
来園者が誤ってパンダの囲いに青い折り畳み傘を落としてしまい、それに気が付いたのは2頭のパンダ。
2頭のうち「ジー(ji)」という名のパンダはこの青い傘に興味津々。この新しい遊び道具をジーちゃんは手に取ってなかなか手放そうとしない。
Visitors to a zoo in China have been treated to the adorable moment this curious little Panda found an umbrella in his enclosure ☂️ 🐼
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— Metro (@MetroUK) July 11, 2023
そのうち、好奇心旺盛なジーちゃんは傘を噛み始めてしまった。金属製の骨で怪我をしないように傘は速やかに取り除かれたそうだ。ただ、来園者たちが公開した動画や写真にはジーちゃんが見事に傘を開いている様子を写したものもある。
最終的にこの青い傘が落とした人の元に戻ったかどうかは定かではない。
この事件が起きた成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、ジャイアントパンダやレッサーパンダその他の希少動物の繁殖・研究を行っている非営利の公的機関である。1987年に成都市人民政府によって設立され、野生から保護された6頭のジャイアントパンダからスタート、2008年までに124頭のパンダが誕生し、現在飼育中のパンダは83頭になるという。
その目標は、「世界クラスの研究施設、自然保護教育センター、国際的な教育ツーリズムの目的地になる」ことだそうだ。下記に公式サイトへのリンクを記載している。パンダ好きの方は覗いてみてはいかがでしょうか。
参照元:Metro、twitter、成都大熊貓繁育研究基地