機内でバイオハザード発生!?
今月1日の夜、乗客336人を乗せたアトランタ発バルセロナ行きのデルタ航空194便(エアバスA350型機)が、定刻に出発したにもかかわらず、バージニア州中部上空で出発地に引き返すことを余儀なくされた。
その理由を、パイロットは管制官にこう語った。
バイオハザード(生物災害)の問題が起きました。機内で下痢を撒き散らした乗客がおり、アトランタに戻ることを希望しています。
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🚨BREAKING🚨
We have official footage from the Barcelona diarrhea plane pic.twitter.com/81e1ZQnKMN
— Barstool Sports (@barstoolsports) September 5, 2023
そう、乗客の一人が下痢の症状を訴えており、さらには機内で排泄物をぶちまけてしまったというのである。
排泄物をぶちまけ出発地へと引き返す
非常事態に見舞われてしまったこの航空機は、出発から2時間余りでハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に引き返すこととなったようだ。
デルタ航空によると、フライトは8時間強遅れたものの、現地時間の2日午後5時16分に無事バルセロナに到着したという。また、今回の件において「当社のチームは、お客様を最終目的地までお連れするために可能な限り迅速かつ安全に対応しました。このたびの遅延とご旅行のご予定にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。」とコメントを出した。
機内に居合わせてしまった乗客らも不運だったが、よりによって機内でこのような事態に陥ってしまった乗客は気の毒だったとしかいいようがない。そんななかでも、パイロットの迅速かつ適切な判断には称賛の声が上がっているようだ。