ケニアで歩行困難になる謎の病気が発生!?
今、ケニアのカカメガ郡では、女子高生95人が歩行困難になるという謎の病気の原因究明にあたっているという。
ことの発端は数週間前のこと。ナイロビの北西374キロに位置する都市カカメガにある聖テレジア・エレギ女子高校の生徒95人の下肢に、突然麻痺の症状があらわれ入院したというのだ。地元メディアは、女子高生らの脚が麻痺して動かなくなる症状が出ていると報じ、ケニアのソーシャルメディアでは、彼女らがまともに歩けずに苦しんでいる動画が出回った。
VIDEO: A significant number of students from St. Theresa's Eregi Girls High School in Kenya have been admitted to the hospital due to an unexplained ailment. The majority of these girls are reportedly experiencing paralysis in their legs, leaving them incapable of walking. #kenya pic.twitter.com/1sPuMbIzPH
— Prince Carlton 🇺🇸 (@_PrinceCarlton_) October 5, 2023
この謎の症状に見舞われ、足がしびれて動けなくなったという女子高生らのなかには、激しい頭痛、嘔吐、発熱を訴える者もいたという。幸いなことに、彼女たちの多くはすでに快方に向かっているというが、当然ながら本人はもちろん、保護者らの間でもパニックや不安の声が広がっている。
カカメガ郡の保健担当CECであるバーナード・ウェソンガ氏は記者団に対し、この未知の病気の原因を特定するため、血液、尿、便のサンプルを採取し検査に回したものの、現在までに麻痺の正確な原因は特定されていないと述べた。一方、学校は無期限の休校となっているという。地方政府は、保健当局がこの謎の症状の原因を特定し、封じ込めの対策を立てる間、子供たちを注意深く観察するよう保護者に呼びかけている。