女性恐怖症のアフリカ人男性が55年間も引きこもり生活を送っていた!

カルチャー

女性恐怖症で55年間引きこもり生活

71歳のアフリカ人男性カリツェさんは、半世紀以上も15フィート(約4.5メートル)のフェンスに囲まれた孤立した家に住んでいる。彼が外出せず、この自宅で引きこもり生活を送るその理由は、重度の女性恐怖症によるものだった。

カリツェさんが女性恐怖症に耐えられなくなったのは、16歳のときだったという。異性と話すことはおろか、異性のそばにいることも耐えられなかった彼は、質素な自宅の周囲に木製のフェンスを築き、それ以来、敷地から一歩も出なくなった。そして、いつしか55年という年月が過ぎていたというのである。

コミュニティの女性らに支えられ生活

だが、自宅から一歩も外出せずに、どうやって生活を送っているというのだろうか。

実は、カリツェさんの生活を支えているのは、他ならぬ、コミュニティの女性たちだという。施錠された庭に食べ物や衣服など様々なものを投げ入れてくれ、カリツェさんは決してドアを開けることはないが、彼女たちからもらったものを食べたり使ったりしているというのだ。

ある女性はこう話す。

不思議なことに、彼が女性を恐れているにもかかわらず、私たちは彼が食べ物や必要なものを手に入れる手助けをしているのです。彼は私たちが近づいたり話しかけたりするのを嫌がります。その代わりに、私たちが彼の家に物を投げて渡し、彼がそれを拾いに来るんです。彼は私たちを近づけさせませんが、私たちが遠くから差し出したものは受け取るのです。

カリツェさんの存在が話題となったのは今年8月のことで、その後、アフリカのメディア企業が彼の動画を投稿しするとそれが拡散されることとなった。今のところ、どのメディアもカリツェさんの出身地については言及していないというが、「彼はすごく元気で健康そうに見える」「そんなにも長い間ひとりでいるなんて精神的に良くなさそう」「彼の気持ちわかる」「71歳?50歳くらいにみえる」「生活を支えている女性たちも素晴らしい」「何が彼をそうさせたのだろう、悲しいな」などと、動画には様々なコメントが寄せられ、女性恐怖症の男性が女性らに生活を支えられるというストーリーは多くの人の興味を引いたようだ。

参照元:Oddity CentralYouTube

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

この人が書いた記事記事一覧