またもや名物喫煙ランナーがマラソン出場
2022年11月、中国で話題となった喫煙ランナー”アンクル・チェンさん”を覚えているだろうか。これまでにも何度もフルマラソンの途中に喫煙しながらも、見事なタイムで完走を成し遂げる現在52歳の男性である。
そんなチェンさんが、今月7日に中国福建省で開催されたアモイマラソンに出場したというのだが、そこでもいつものようにレースの最中に喫煙する姿が目撃されていた。そして、今回もまた、フルマラソンを3時間33分という見事な記録で完走したのである。
しかし、これまで見過ごされていたマラソン中の喫煙に、今大会では待ったがかかってしまったようだ。
A Chinese man who chain-smoked his way through a marathon was disqualified for smoking on the course https://t.co/Mt05lpKMGW
— Insider News (@InsiderNews) January 22, 2024
なんと、チェンさんは失格となり、さらには、今後2年間の大会出場禁止処分が下ってしまったのである。
失格、さらには2年間の出場禁止処分に
アモイマラソン組織委員会の声明によると、レース監督や審判からの報告、チップのデータ、レースの動画や写真、その他の資料に基づいて、チェンさんの喫煙が確認され、今大会の記録は無効となったという。また、2年間の出場禁止処分を下すとともに、中国陸上競技協会に報告し、さらなる処分も求めているとのことだ。
今回のアモイマラソンのウェブサイトには、罰せられる行為のひとつとして”喫煙”が挙げられている。その他にも、野外排泄やゴミのポイ捨て、草花を踏み荒らしたり他のランナーに影響を与える可能性のある行為などが罰則の対象となっており、ガイドラインに従わない場合は失格となる旨が明示されていた。それにもかかわらず、チェンさんは喫煙してしまったものだから同情の声はさほど見受けられない。
過酷なレースに挑みながら喫煙するという常識では考えられない行動で一躍時の人となったチェンさんだが、自分の身体のためにも今回厳しい処分が下されたことはよかったのかもしれないですね。
参照元:X、Yahoo!news