夫があまりに臭すぎる
夫婦はときに、我慢することも必要だ。しかし、夫婦だからこそ我慢できないこともあるだろう。
このほど、トルコでは妻が夫に対して離婚を申し立てたという。その理由は、不貞行為や借金、暴力などではない。
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夫があまりにも臭く、不衛生極まりなかったからだ。
生活に耐え難い理由として離婚請求が認められる
妻の弁護士によると、夫は少なくとも5日間は同じ服を着て、ほとんどシャワーを浴びることもなかったために、常に汗臭かったという。夫がシャワーを浴びるのはせいぜい7〜10日に1回、歯を磨くのは週に1〜2回で、そのため口臭が”耐え難いほど”臭かったそうだ。この主張を確かめるべく、夫婦の共通の知人や夫の同僚などの証人が家庭裁判所に呼ばれると、悪臭のために彼と一緒に働くことが拷問であったと、彼らは声を揃えて夫の不衛生さを述べた。
これにより、裁判所は妻の離婚請求を認め、これまで我慢してきたことに対する慰謝料として、夫に50万トルコ・リラ(約245万円)を支払うよう命じたという。
トルコ民法で認められる離婚理由は、「特別な理由」と「一般的な理由」の2つに分けられており、後者には当事者の一方または双方にとって生活に耐えられないすべての理由が含まれる。今回のケースでは、夫の不衛生さが離婚の正当な理由とされ、地方司法裁判所と最高裁判所が判決を下すという結果になった。
結婚前に妻は夫の生活習慣を知らなかったのか、それとも生活していくうちに夫が変わってしまったのかわからないが、他人を不快にさせていることにもし気付いたのであれば、その時点で自分の生活を改める必要があったことは間違いないだろう。
参照元:Oddity Central