吊り橋の上で車が立ち往生!
先月28日午後5時40分頃、タイ北部のプレー県ウィアントン在住のマクン・インチャンさんがヨム川に架かる古い吊り橋を渡ろうとしたところ、橋の上にホンダ・シティの白いセダンが立ち往生しているのを発見したという。
この全長120メートルの吊り橋は、長年歩行者用に指定されていたというが、運転手から助けを求められマクンさんはすぐさま救急隊に通報した。
In a story going viral nationally, a #Thai woman ended up stranded above the Yom River in Phrae after she claims the GPS told her to cross this tiny pedestrian bridge with her car and she said she believed the device. She said it wasn't her fault.https://t.co/H2kx2zj5Aq pic.twitter.com/QC91v8kPmQ
— The Pattaya News Thailand (@The_PattayaNews) January 29, 2024
車は左前輪が隙間にはまって身動きが取れない状況になっていたというが、2台のトラクターを使って対応した隊員たちのおかげで、幸いにもこの車と運転手を安全な場所まで引き戻すことができたという。
車を運転していたタイ人女性に話を聞いたところ、彼女はノンムアン・カイ地区の出身で、ソンメンに住む友人を訪ねるために移動していたそうだ。だが、この辺りの道に不慣れだった彼女は、友人が送ってくれたピン留めされた場所に行くのにGPSシステムだけを頼りにしていたと明かした。
そして、GPSがウィアントン橋と呼ばれる橋を渡るよう指示していたため、彼女はそのまま従ったということだ。
GPSに集中していて、周りを見ていませんでした。橋は頑丈だし、他の人も使っているだろうと思っていました。車が動かなくなったとき、私はヨム川の真ん中にいたのでとても怖かったです。車が川に落ちるかもしれないと思ったので、車から降りて助けを求めました。
今回の件を受け、マクンさんは関係当局に対して明確な警告標識を設置するよう求めたとのことだが、いくら技術が進歩しようとも、やはり最後は自分の判断に委ねられるのかもしれないですね。
参照元:X、The Pattaya News