”ヒモビキニ禁止”提案に対し、オージーたちがお尻丸出しで抗議デモ!

カルチャー

海岸でのビキニは全面禁止!?

どこまでも続く砂浜で世界的に有名なオーストリア・クイーンズランド州のゴールド・コースト。ここで先月下旬に行われた抗議活動が話題である。

ことの発端は、同国の”ボランティア・オブ・ザ・イヤー”受賞歴のあるイアン・グレース氏の提案だ。同氏はトム・テイト市長にわざわざ手紙を送り、この地域のビーチにいるビーチ客の“露出の多さ”を嘆いた。

女性たちはTバックをはくことで 自分を安っぽくしています。

とその手紙には書かれていた。そして、手紙はこう続く。

大通りの歩道を歩いていたある若い女性は、小さな小さな三角形だけの水着を着て誰よりも裸に近かった。

どんな男性でもその眺めを楽しむだろうが、女性はそのことにより、自分自身を卑下し安っぽくし、自身を性の対象として差し出しているのだ。

この手紙の内容が報道されるや、大勢のデモ隊がTバックを身に着けゴールド・コーストのビーチに集結した。

抗議活動『フリー・ザ・ピーチ』!!

このグレース氏の手紙に対して、すぐに大きな反発が巻き起こった。そのムーブメントは『フリー・ザ・ピーチ』と名付けられ、抗議者たちは金曜の夕方にゴールド・コーストのクラワ・ビーチに結集した。

映像のとおり、地元の人々は男女問わずご自慢のTバックやGストリングマイクロビキニを身にまとって抗議活動を繰り広げた。

オーストラリアではこの騒動は広く報道され、SNSやTV番組などで多くの意見が交わされたようだ。

「子供たちや社会の若い女の子たちに、何が適切で何が適切でないかを教える必要がある」
「ビキニの全面禁止は決して解決策にはならないよ。ゴールドコーストでは特にありえない」
「グレイス氏の発言を性差別的だ」
「この絶対的な負け犬のおバカさんは、明らかにある種の権力コンプレックスを持っている。…女性のお尻や下半身を見ることを “強制された “と捉えるのはちょっと気持ち悪い」
「ソジニスト(女性に対する嫌悪や蔑視を持つ人)である自分をさらけ出すために市長に手紙を出すなんて信じられない」

・・・等々。グレース氏には四面楚歌といった様子のようだ。今後、グレース氏の手紙に対して市長がどんなコメントを返すのか注目である。

参照元:Metro、参照元:Youtube

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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