ライオンと自撮りしようと柵を乗り越え襲われる
今月15日、インドのアンドラ・プラデシュ州にある『スリ・ヴェンカテスワラ動物園』で、ライオンと自撮りしようとした34歳の男性が、展示されていた12歳の雄ライオンに襲われて亡くなるという悲劇が起きた。
タイムズ・オブ・インディア紙が報じたところによると、その男性は酔っ払っていたようで、近くにいた動物園の従業員の警告にもかかわらず、それを無視して4フィート(約1.2メートル)の安全壁と6フィート(約1.8メートル)の金属フェンスを乗り越えたという。そして、囲いに入ってから10分も経たないうちにライオンに襲われ、出血多量で命を落としてしまったのだ。
Man dares lion for a selfie, jumps into enclosure, gets mauled.
40-year-old Prahlad Gujjar jumped into a lion enclosure for a selfie in Tirupati SV Zoo park. He also behaved in a way to provoke the lion. After the lion attacked him, he made an in vain attempt to save himself by… pic.twitter.com/4vWaRNkSZM
— Sudhakar Udumula (@sudhakarudumula) February 15, 2024
遺体から発見された身分証明書によって警察が身元を特定し、速やかに家族に連絡されたというが、当局は、男性が柵を乗り越えようとしたことにアルコールや薬物が関与しているかどうかを確認するため遺体の検死を行っているという。また、彼を襲ったラインは現在檻に移され観察中だということだ。
同動物園の学芸員は「私たちはこのような事件を防ぐために最大限の注意を払っています。今後このような事件が起こらないように、もう一度セキュリティ対策を見直します」とタイムズ紙に語っている。