住宅街でカバの目撃情報が相次ぐ
近年、日本では、開発による生息地の縮小や食糧不足が原因で、クマが町に出没する事例が増えている。しかし、先月、南アフリカ共和国の住宅街ではさらに大きな動物が徘徊している様子が目撃された。
その動物とは、なんとカバだった。
先月13日、ケープタウン市グラシーパークの住民らからカバの目撃情報が相次ぎ、警察から野生動物部門へと連絡が入った。通報を受けたレンジャーらはすぐさま現場へ駆けつけ、カバを捕獲。その後、カバを車に乗せてロンデフレイ自然保護区へ連れ戻すことができたという。
保護団体SPCAによると、このカバは同自然保護区のフェンスを通って逃げ出したとのことだが、カバは縄張り意識が強く、また視力が弱いため、突然の出来事に反応して攻撃することもあるという。子供をとても大切にするために、潜在的な脅威を察知すると攻撃的な一面も見せるそうだ。そのため、カバを見つけたらすぐに当局に通報するように住民らに呼びかけている。今回のような事例はかなりレアなケースだというが、もしこれが日中で多くの人がいたらと思うと恐ろしいですね。
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