Apple Watchを使って野生のライオンの心拍数を計測!
オーストラリアの獣医で野生生物保護活動家のクロエ・ブイティング博士がインスタグラムに投稿した映像が話題である。
映像では、麻酔をかけたライオンを治療中に博士はApple Watchをライオンの舌に巻き付けるている。これでライオンの心拍数を計測することができたという。
想像の斜め上を行くApple Watchの斬新な使い方である。
「まさに『テクノロジーと保護活動の出会い』の物語です」
とキャプションを付けてブイティング博士は投稿している。
博士によると、現場で動物を扱う上での最大の課題は、病院で通常備えているような多くの設備がない状態で麻酔を監視することだそうだ。また、監視装置の多くは小型動物向けに設計されていることが多く、より大型でトゲトゲしていたり、鱗がある野生動物などから正確な測定値を得ることは非常に難しいものだという。
Apple Watchを使うこの技を最初に発見したのは同僚たちだと博士は述べ、この技は「画期的なもの」だと語っているという。
耳にApple Watchをテープで張り付ければ、より巨大な「象」にも応用できると推測している獣医もおり、さらなる利用の拡大が見込まれているそうである。
この動画は本日時点で50万回以上再生され、10万以上の”いいね!”を獲得している。
参照元:Instagram、mensjournal