娘の行動を監視し安全を確認するために…
親であれば誰もが子供を危険から守りたいと思うのは当然だ。しかし、それが行き過ぎてしまうと、いわゆる過保護だとかヘリコプターペアレンツと呼ばれてしまう。子育てをするうえでその線引きはしっかりとしておきたいところだが、国が違えばその考え方も大きく異なるようでパキスタンではこんな親子が話題となっている。
こちらの少女の父親は、娘を危険から守り、常に行動を監視し安全を確認できるようにと、なんと彼女の頭に監視カメラを取り付けたというのだ。
next level security pic.twitter.com/PpkJK4cglh
— Dr Gill (@ikpsgill1) September 6, 2024
彼女はインタビューを受けるなかで、これは父親のアイデアであり、両親が心配する気持ちを理解できるため、自身が監視カメラを装着することに同意しており、何ら問題はないと話している。
このカメラを装着することとなったきっかけは、少し前にカラチで若い女性が悲劇的な死を遂げたことがあったという。そのため、彼女が”専属警備員”と呼ぶ父親が娘の行動を常に監視できるようにしたということだが、このカメラがどのように充電され、また父親がその映像にどのようにアクセスできる仕組みとなっているのかは不明だ。また、ネット上では、背後から襲われた場合にはカメラは役に立たないという声も上がっているようだが、頭にカメラを装着していることで相手を威嚇する効果もあるのかもしれない。
参照元:X、Oddity Central