オランダの美術館でエレベーター技士がアート作品をゴミだと勘違いして捨ててしまう!

カルチャー

アート作品をゴミと間違え捨ててしまう

このほど、オランダにあるLAM美術館で、展示されていたアート作品がゴミ箱に捨てられてしまうという出来事が起きた。

その作品は、『All The Good Times We Spent Together』というもので、フランス人アーティストのアレクサンドル・ラヴェが制作した現代アート作品だったというのだが、一見すると、へこんだ2本のビール缶のように見える。しかし、目を凝らしてよくみてみると、アクリル絵の具で丹念に手書きされていることがわかるだろう。

だが、型破りな場所に展示物を設置し来館者を驚かせることで有名なLAM美術館では、その作品をガラス張りのエレベーターの中に展示していた。そして、それを目にしたエレベーター技士は、ゴミだと思い捨ててしまったというのである。

幸いにも、休憩から戻ってきた学芸員が作品が展示場所からなくなっていることに気付いたため、ゴミ箱からすぐに発見することができたという。美術館の館長は「ここにあるアートは、来館者に日常的なものに新たな光を当てることを促します。思いがけない場所に作品を展示することで、この体験を増幅させ、来館者を飽きさせないようにしています。」と語っているが、館内に出入りするスタッフらにも展示作品について周知する必要があったようですね。

参照元:XOddity Central

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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