陥没穴の修理を訴える
英ケンブリッジシャー州キャッスル・キャンプス在住のジェームス・コクソールさん(41)は、自分の住んでいる町にできた陥没穴がなかなか修理されないことに不満を募らせていた。その期間はなんと8ヶ月間にも及び、この道を通る際にはやはり危険が伴うとともに不便を強いられていたようだ。
そこで2月下旬、いたずら好きのジェームスさんは自治体に対してこんな抗議の方法を思いついたという。
陥没穴に落ちてしまった被害者を出すことで、陥没穴の危険性を訴えようとしたのだ。
ユニークな抗議を受け自治体も動いた
しかし、この動画を見ておわかりの通り、陥没穴に真っ逆さまに落ちている被害者は古いジーンズにボロ布を詰め込んだ偽物である。ジェームスさんがこの写真をFacebookに投稿すると、いいねが殺到し大きな話題をよぶこととなった。
BBCによると、ケンブリッジシャー郡議会はその後、道路を点検するために警官を派遣すると宣言し、必要に応じて修理すると述べたという。住人からの抗議を受けるまで陥没穴を放置していたことは怠慢だと思われても仕方ないが、ユーモアのある抗議活動にすぐさま反応を示したことは評価されてもいいだろう。抗議活動といえば意固地になって自分の主張ばかりを貫こうとすることが多いイメージだが、こんなユニークな方法ならすんなりと受け入れやすいのかもしれないですね。
参照元:YouTube、New York Post
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