保安検査場でズボンの中から亀を発見
連邦運輸保安局によると、ニュージャージー州の空港で保安検査を受けていたペンシルベニア州の男性が、ズボンの中に生きたカメを隠し持っていたことが発覚した。
3月7日、ニューアーク・リバティー国際空港である男性が検査を受けていたところ、ボディスキャナーのアラームが鳴り響いたという。その後、TSA(米国運輸保安局)職員が男性を身体検査すると、ズボンの股の部分に何かが隠されていることに気付いた。男性に問いただしたところ、男性はズボンの中に手を入れ、小さな青いタオルに包まれた約12センチほどの大きさの亀を取り出したというのだ。
TSA discovers turtle in man's pants at Newark Liberty International Airport https://t.co/aGkV86w9jG
— USA TODAY (@USATODAY) March 13, 2025
それはペットとして人気のあるアカミミガメだったというが輸出入には規制があるという。密輸しようとしたのか定かではないが、男性は湾岸局警察によって検問エリアから護送され、飛行機に搭乗することはできなかったようだ。発見された亀は没収されたが、その亀が男性のペットであったのか、なぜズボンの中に入れていたのか詳細は明らかになっていない。
TSAのニュージャージー州連邦保安部長のトーマス・カーター氏は、「私たちは、旅行者がナイフやその他の武器を、身の回りや靴の中、手荷物の中に隠そうとするのを見たことがありますが、生きた動物をズボンの前に隠している人に出くわしたのは今回が初めてだと思います。我々が知る限り、カメはこの男の行為によって傷つけられたわけではありません。」とコメントしているが、この事件は現在捜査中であり、この男性が何らかの告発や罰則を受けるかどうかは明らかではないという。