不適切な服装で重罪法廷にやってくる
米テキサス州ジェファーソン郡にある裁判所で、判事が重罪法廷にふさわしくない服装でやってきた男性を叱責する一幕があった。
ラケル・ウェスト判事は、彼のTシャツに書かれていた文言に目をやり、「なぜ、それが今朝の法廷に着ていくのに適したシャツだと思ったの」と尋ねた。
Judge Raquel West criticizes man’s choice of ‘World’s Best Farter’ shirt in felony court.pic.twitter.com/ioNbhI2hU8
— Community Notes & Violations (@CNviolations) June 16, 2025
男性のTシャツには「World’s Best Farter. I mean Father.(世界一のファーター、いやファーザー)」と書かれているのがわかる。Fartとはおならのことで、つまり、法廷に「俺は世界一のオナラ屋、いや父親だ」という文言の書かれたTシャツを来てきたということになるのだ。
父の日が近かったためか”Farter”と”Father”をかけた、いわゆるギャグTシャツなのだが、このTシャツを選んだ理由を「これしかなかった」と答えると「クローゼットにそれしかなかったの!?それは最高ね」と皮肉を言われる始末。さらには「ファーザーって書いてます」と付け加えると「読めるわよ、下の方に書いてあるわね」と言われ、最終的には「あなたは重罪法廷にいるのだからそれにふさわしい服装が必要です」と叱責された。
その後、ウェスト判事は大きなため息をついて裁判を続行したようだ。