17人の愛人がいることがバレた司教が辞職
このほど、ペルーの司教が51歳という年齢にもかかわらず辞職したというのだが、その理由はなんと、複数の女性と交際していたことがバレてしまったからだという。
ペルーのシロ・キスペ・ロペス前司教(51)が多いときで17人の愛人と交際していたとして告発された今回の件において、当初、ロペス氏は自身に対する告発を「闇の手」による誹謗キャンペーンの一環として否定していた。
Peruvian bishop accused of having 17 lovers exposed by cleaning ladyhttps://t.co/A0P3hbViyI
— Pope news (@Pope_news) October 7, 2025
しかし、バチカンによる調査で、複数女性とのメッセージや写真、動画のやり取りが確認され、また、愛人に送るはずだった写真や動画を誤って家政婦に送信してしまったことで、家政婦からカトリック教会への通報があったことも判明したという。家政婦は、シャワー室で女性の髪の毛を発見したことや、シーツに付着した汚れを清掃せざるを得なかったことも主張した。
これにより、先月、通常のカトリック司教の退職年齢よりも20年以上も早く、キスペ氏は教皇に辞表を提出することとなったのだ。
女性らの嫉妬から事件が明るみに
事の発端は昨年4月、司教の愛人とされる人物の一人が別の若い女性と殴り合いの喧嘩に発展したことが引き金となったという。司教が複数女性と同時に交際している事実を知った女性らが激怒したことで、事件が明るみに出たようだ。また、一部報道によると、キスペ氏の愛人の一人だった修道女が、他の愛人である弁護士に嫉妬し、さらに弁護士と揉めていた他の愛人にこの複雑な関係を密告したという事実も確認されている。
複数人が絡んだ痴情のもつれというまさに昼ドラのような騒動となったが、この件は同時に深刻な権力乱用の実態を暴くことになったようだ。17人の愛人のうちの多くは、彼を恐れるがゆえにこれまで声を上げることができなかったというのである。告発内容を否定していたキスペ氏だったが、こうした証拠を踏まえ最終的には司教職の辞任を余儀なくされた。
参照元:X、Oddity Central








