庭から発掘された金塊の所有権は誰に!?
今年5月、フランスの男性が自宅の庭でプールを掘っていた際、80万ドル(約1億2,300万円)相当の金塊を発見したという。男性はすぐに地元当局に報告したというが、今月に入り、ようやくこの金塊を巡る調査が終了し、遺跡から出土したものではないことが確認されたため、これら財宝の所有を男性に認めたのである。
A man earlier this year discovered a gold treasure worth $800,000 while digging a swimming pool in his garden in France, local officials have said. https://t.co/C7Lt91mmWD
— CBS News (@CBSNews) November 8, 2025
地元紙ル・プログレによると、男性はビニール袋に包まれた金塊5本と多数の金貨を発見したという。警察は、これらの金塊が合法的に取得されたものであり、近くの精錬所で15~20年前に溶解されていたことを確認したと報じた。また、金塊には追跡可能な固有番号が刻印されていたため、盗品ではないことも確認されたという。
19世紀のフランス民法典は「宝物の所有権は自らの所有地でそれを発見した者に帰属する」と規定しているが、町役場によると、この庭の前の所有者はすでに亡くなってるとのことで、なぜこれらの金塊がここに埋まっていたのか経緯は謎に包まれたままである。








