ゴミをポイ捨てしたら晒し者に!
インド各地で道路や公共スペースへのゴミ投棄は根強い問題となっているが、それに対処するべく、インド・グジャラート州ヴァドーダラーで市当局が始めたある取り組みが話題になっている。
シャストリ・バウグ地区に設置されたのは巨大なLEDスクリーンである。そしてそこには、道路脇で不法投棄した人物の映像がリアルタイムで表示されている。監視カメラから抽出されたこの写真は、まさに犯行中の人物と、その際に使用された二輪車のナンバープレートを鮮明に捉えているのがわかる。
🚨 Vadodara Municipal Corp. Displays Photos of Litterbugs on Led Screens To Expose Offenders. Should other cities do the same? pic.twitter.com/pI3qdMYiqa
— Gems (@gemsofbabus_) January 15, 2026
そう、この街でポイ捨てをした人物は、このスクリーンに映し出され公に晒されるというのだ。
「公共空間でのゴミ投棄」と題されたこのスクリーンは、市当局が無責任な行動を抑制し、責任と清潔さに対する強いメッセージの発信が狙いだという。そして、あるXユーザーはこの写真を共有し「他の都市も同様の対応をとるべきか?」と問いかけている。
違反者には罰金を!の声が多数
このキャンペーンは、ヴァドーダラ市公社により2025年1月に開始された。この取り組みでは、監視カメラで違反者を撮影し、その後、市内の主要地点に設置されたLEDスクリーンにその写真と車両情報を表示する。自治体の当局が最終的に目指すのは、市民の意識向上と、街とその周辺環境に対する責任感の育成である。
VMC情報技術部門の責任者マニッシュ・バット氏によれば、ゴミを投棄したり、唾を吐いたり、小便をする者に対する継続的な取り締まりで、これまでに約500人の違反者を特定しているという。
市民からは概ね賛成意見が多いようだが、「映像を晒されて恥をかくだけではポイ捨ては変わらない。なぜなら彼らに羞恥心があるのなら、そもそも野外にゴミを捨てたりしないからだ。当局は罰金を科すべきだ。インドの人々は金銭的に痛めつけられる時に行動を変えるはずだ。」と、公開処刑だけにとどまらず違反者には厳しい罰金を求める声も上がっている。キャンペーンが始まってから約1年、街ではゴミの投棄が減少したのだろうか、続報を待ちたいものだ。








