250キロ離れたスペインで行方不明になった愛猫
愛猫が250キロ離れた異国の地で行方不明になり約5ヶ月、再会を諦めかけていた夫妻のもとに、なんと無事帰ってきたという驚きのニュースが報じられた。
2025年8月上旬、パトリックさんとエヴリーヌ・シレさん夫妻はスペインのエブロ川デルタを旅行した後、フランスのオロンザックにある自宅へ帰ろうとしていた。その途中、給油のためにカタルーニャの休憩所に立ち寄り、コーヒーを買いに行く際にキャンピングカーの窓のひとつが少し開いたままになっていたという。夫妻は、その窓から愛猫のフィルが抜け出してしまったのではないかと推測している。
A cat named Phil travelled 250 km to return home
Phil went missing during a stop at a gas station in Catalonia while his owners were driving back from Spain to France. One car window was left slightly open — the cat disappeared while they were having coffee.
The owners searched… pic.twitter.com/fyHGOPbJyi
— NEXTA (@nexta_tv) January 22, 2026
当初、夫妻はフィルの姿が見えなかったもののまさか逃げ出しているなんて思ってもいなかったようだ。数時間後、再びフランスのジュアール湖畔で休憩をとったときにようやくフィルがいないことに気付いたという。翌日、夫妻はフィルの姿を最後にみた休憩所まで戻り、周囲の人にも情報を求めた。また、地元の動物保護団体や治安警察にも届け出をしたが、結局、数日待ってもなんの手がかりも得られなかった。
5ヶ月後に奇跡の再会を果たす
時間が経過するにつれ、夫妻はもう二度とフィルに会うことができないと悟り始めたに違いない。しかし、愛猫の失踪から5ヶ月後の今年1月9日、驚くべき出来事が起きたのである。
夫妻の住むオロンザック郊外の村、オンブスの女性から「あなたたちのペットを預かっています」と連絡が入ったのだ。女性は約1ヶ月前に突然現れたその猫を保護したが、痩せ細り震えていたために獣医のもとへ連れていったという。そして、皮膚の下に埋め込まれていたマイクロチップから、この猫の飼主がオロンザック在住の夫妻だということが判明したというのである。
登録されていた電話番号はすでに使われていなかったものの、住所は変わっていなかったため連絡を取ることができたという。夫妻はすぐさまオンブスに向かい、痩せてはいたものの無事愛猫フィルとの再会を果たすことができた。
もっとも、気になるのは、フィルがどのようにして250キロもの距離を移動したのかという点である。専門家は猫は優れた空間記憶能力を持ち、長距離においても視覚的なものだけでなく慣れ親しんだ匂いや音さえも記憶に留められると説明する。フィルの足取りを辿ることは不可能だが、奇跡的な再会を果たすことができて夫妻もフィルも喜びを噛み締めているに違いない。
参照元:X、Oddity Central








