脱走から半年も逃走中!英国のカピバラ「サンバ」、捜索隊を尻目に丸々と元気一杯!!

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英国の動物園から逃げ出したカピバラが、半年たっても帰ってこない。英国ハンプシャー州で今も捜索が続く、カピバラその名も「サンバ」。ドローンや探知犬まで動員されたというのに、当の本人は川辺での暮らしをすっかり気に入ってしまったようなのだ。

しかも自動撮影カメラに写った姿は、見るからに健康そう。逃走生活でやつれるどころか、丸々とした体を披露しているというから、捜している人々としては複雑な気分だろう。

姉はすぐ帰宅、妹は川へまっしぐら

騒動が始まったのは2026年3月。英国ウィンチェスター近郊のマーワル動物園に、姉妹のカピバラ「タンゴ」と「サンバ」がやって来た。ところが到着の翌日、2匹は一時飼育施設から脱走。タンゴはすぐに保護されたものの、サンバは園外へ抜け出し、近くを流れるイッチェン川周辺の湿地へ姿を消した。

目撃者が川岸で日光浴をするサンバを撮影したこともあった。だが犬が吠えると、サンバはすかさず水へ飛び込み、そのまま姿をくらました。カピバラは泳ぎが得意。水辺と深い草むらに囲まれた一帯は、逃亡者にとって絶好の隠れ家だったのである。

ドローン、探知犬、好物のメロンまで投入

動物園は熱画像を撮影できるドローンや探知犬、自動撮影カメラを使って捜索を続けた。市民からも目撃情報が寄せられたが、よく調べると小型のシカだったというケースも。さらに設置したカメラが盗まれるなど、捜索はなかなか一筋縄ではいかなかった。

それでも8月には写真による有力な目撃情報が寄せられ、生存を確認。動物園は好物の果物や、姉タンゴが使っていた寝床の匂いを利用した捕獲方法も検討している。半年にわたる追跡劇は、もはや地元だけでなく海外のメディアまで注目する大騒動になった。

実際のサンバの写真や、脱走から現在までの経緯は、動物園が公開している特設ページでも確認できる。

マーワル動物園公式:サンバ捜索の最新情報・写真

ただし、冬が来る前に帰ってきてほしい

ここまで逃げ切っていると、ついサンバを応援したくなる。しかし、カピバラはもともと南米の暖かい地域に暮らす動物。英国の冬を屋外で越すのは心配で、動物園は寒さが本格化する前の保護を目指している。

姉のタンゴはすでに動物園で新しい仲間を迎え、落ち着いた暮らしを送っている。一方のサンバは、今日もどこかの川辺でのんびり草を食べているのだろうか。半年間の大冒険は十分楽しんだはず。そろそろ、好物のメロンにつられて帰ってきてほしいものである。

参照元:
Marwell Zoo:Samba Updates【1】
The Guardian:In search of Samba【2】
ITV News:Samba捜索の続報【3】

Youtube Inside Edtion【4】

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