ファーストフードで生命の危機を体感した、映画監督が「健康志向のバーガーショップ」をオープン!

健康

ミイラ取りがミイラになった!?映画スーパーサイズミーの監督がバーガーショップをオープン!?

2004年公開映画スーパーサイズ・ミーの監督、モーガン・スパーロックがオハイオ州コロンバスでバーガーショップをオープンさせた。

映画を見た人なら耳を疑ったに違いない。なにせスーパーサイズ・ミーという映画は、監督であるスパーロック自身が30日間、1日3食をマクドナルドのファーストフードだけを食べ続けるという、自らを実験台としてファーストフードの危険性を訴えたドキュメンタリー映画だったからだ。

ちなみに、この実験では店員から「スーパーサイズ(特大サイズ)にする?」と聞かれた場合、必ず「スーパーサイズ(特大サイズ)にする!」と答えなければいけない地獄ルールがあって、彼は期間中計9回スーパーサイズを頼むことに。結局実験終盤には彼の体に数々の疾患が現れ、最終的に医師から命の危険を指摘されるほど。

そのスパーロックがバーガーショップをオープン?ミイラ取りがミイラになったのか!?私(お松)も映画を見た者としては、いささか残念な気持ちになった。しかし違ったのだ。彼がオープンしたバーガーショップは大手ファーストフード店とは一線を画す、完全自然派志向のバーガーショップだったのだ。

カラダにいいものだけを厳選した健康志向のバーガーショップHolyChicken!

彼のバーガーショップHolyChicken!は、食材に最大限気を使った健康志向のバーガーショップ。ホルモン剤や抗生物質を使わず、せまいゲージに押しこめることもなく飼育されたニワトリを使用し、野菜も地元の100%ナチュラルなものを使用するなど、食べる人の健康を考えたメニュー。現地コロンバスでは長蛇の列ができるほど。

ただ、安全な食材を厳選するため売り切れになることもあるそうだ。

なぜ自分でバーガーショップを?

映画の公開は大きな反響になった。全米興行収益トップに食い込むなどドキュメンタリー映画としては大成功。アカデミー賞にもノミネートされた。しかし多勢に無勢。大企業を相手に戦うのは厳しかったようだ。そこで、こうなったら自分自身で安全でおいしい食べ物を!と思い立ったようだ。やっぱりただ者じゃないぜスパーロック。

参照元:holychickeninstagramfacebook

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まつやま

おいしいごはんを食べているときが、いちばんしあわせです。すきな食べものは酢飯。屋根の下より空の下にいるほうが落ち着く人(髪の毛に難あり)fromサウス大阪。

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