海外の観光名所に行くと、金を持ってる観光客と思われた瞬間、物売りが寄ってたかって売りつけてくる。
わたし(手羽先)がインドに行ったときにも、紙粘土でできた人形を1000円で買わされそうになったことがある。
さらには、早足で無視してもずっとついてくるという始末。かなりしつこいため、嫌な思い出として記憶してしまう人も多いだろう。
いつだってお金のない現地の人は必死だ。様々な知恵を凝らして売ろうと頑張っている。
こんな音聞いたことある!?
そんな中、インドと思われる市場でイラっとくる物売りを発見した。
コチラがその動画だ。
・・・・・まるで絶叫する赤ん坊か、絞られたアヒルのような声である。
おじさんはパパ~ャパ~ャという気の抜けたミュージックをノリノリで吹いていて楽しそうだ。
言葉では説明しづらいが、声をだしながら吹くというあたり、楽器というより変声器に近いだろう。
一体おじさんは、このアホな笛に何を感じて「これは売れる!」っておもったのだろうか・・・。
このおもちゃの正体は
Liveleakのコメント欄によると、これはカズーというおもちゃではないかと推測されている。
カズーとは、アフリカにある楽器の一種である。黒人奴隷によってアメリカにもたらされたという説がある。
ちなみにこの笛への反応はというと・・・・
「小さいころカズ―を持ってたよ。
妹がこれをいつも歩きながら吹くもんだから、ある日爺ちゃんに捕まって、笛を取り上げられて地面に叩きつけられた。
今ではいい思い出だよ。」
いくら優しいおじいちゃんでもブチ切れる鬱陶しさだ。
子供は大きな音が大好きだから、うっかりあげちゃったらとんでもない騒音になりそうだ。
「赤ん坊の泣き声を思い出させるような笛を欲しがるなんてアホだろ!インドでは毎週一万人の赤ん坊が生まれてるのに」
確かにインドではそこらじゅうでオギャーしている。わざわざ鳴らすまでもないというわけだ。
・・・と、圧倒的に低評価なようだ。アマゾンで売れば☆1つといったところだろう。
実は、これをルーツにしたおもちゃが、日本の「ブーテキ」という笛である。
かつて首都圏の球場では、これを売る「ブーテキおじさん」という人もいたらしい。
500円くらいで手に入るそうなので、嫌がらせをしたい人は買ってみるといいだろう!