イタリアで行われた自転車大会に驚きの選手が登場!!(しかも強い)
イタリアで行われていたとある自転車競技大会で、面白い選手が発見され拡散されている。
始めは後方で走っていたこの黄色のユニフォームの選手だが、下り坂に入った途端、変わった乗り方に切り替えたのだ!
するとぐんぐん速度は上がっていき・・・全ての選手を抜いてしまうッッ!
ではその一部始終をご覧いただこう!!!
うっほぉぉ~~!!早ぇぇ~~~!!!
まるで弾丸か飛行機のようだ!背中とつま先で空気を切っている!
しかし・・・・股間が痛そう・・・・
自転車競技において、どれだけ空気抵抗を減らせるかに勝負がかかっていることがわかる。
普通の乗り方だと、上半身にどれだけ風がぶつかっているかがよ~~くわかるだろう。自転車のフレームみたいに、シュッと薄くはなれないからな。
これを見た30代以上の方は、既視感があるのではないだろうか?
一文字隼人がやっていた、仮面ライダーの「ライダー乗り」だ!!
はたまた、もっと年上のワルかったオヤジたちの中には、カミナリ族を思い出す人もいるだろう。
現在では、自転車に詳しい人の間ではエチェバリア乗りと呼ばれており、意外と有名な走法だそうだ。
調べていったら更に面白い情報がでてきたので、紹介していこう!
最強の速さを誇る必殺技!「エチェバリア乗り」(※真似厳禁)
食らえ!エチェバリア乗りッ!!!
この必殺技みたいなこの名前は、なんと2002年に行われたツールドフランスの参加選手から名づけられたそうだ。
その伝説のシーンがコチラ。
日本語解説者のオモシロ解説も聞けるので、ぜひ音アリで聞いてほしい!
解説者が盛大に「なにしてまんねんこの人!」とつっこんでいるこの選手が名前の由来である。
かつてバスクの小さな巨人ともよばれたスペインの選手、ダビド・エチェバリアだ。
動画中でも言っているように、カメラに映りたくてパフォーマンスとして披露したのだろう。
空気抵抗を極限まで減らすことのできる最強のフォームだが、腹筋と背筋に大きい負担がかかる。その上、ペダルは動いたままなので軸はぶれやすく、転倒の危険性が非常に高い。
肉体を鍛え上げた最高のバランス感覚の持ち主でないと怪我をするだけだ。
・・・・自転車乗り界隈では「一度はやってみたい乗り方」といわれているが、大変危険なので真似してはいけない。
自転車通学している怖いもの知らずな男子中高生は、「あしたこれやろ!」となるだろうが、もう一度言わせていただく。
この走法は絶対に危険なのでやらないように。顔面から落ちて、鼻と下あごを失うことになるぞ!!!