140キロで逃走するバイクにパトカーが追突!
アメリカ、サウスカロライナでパトカーが追跡中のバイクに追突しバイクの運転手が死亡するという事故が発生した。
パトカーの車内カメラに記録されていた衝撃的な映像がこちらである。
パトカーがバイクに体当たり!?・・・まじか。
それでは、13㎞に及ぶ追跡の果てに起こった今回の事故、状況を確認していきたい。
衝突までの経緯
※映像右上の赤枠の数字に注目(MPHとはマイルのこと。1マイル=1.6キロ)
動画冒頭、バイクと並走するパトカーのスピード計は約177キロ(111マイル)を指している。かなりのスピードだ。
ちなみにこの道路の法定速度は72キロ。つまり100キロほどのスピードオーバーというワケだ。
かなりのスピードで走っているのに運転手はヘルメットをしていない。
そこから3㎞に及ぶ追跡の果てに、パトカーがバイクに追突。
パトカーは2度バイクにぶつかっている。注目していただきたいのは、その時の速度だ。
1度目の追突の時のスピードはなんと140キロ!!!
そして2度目の衝突。
バイクはバランスを崩し街路樹の方へ・・・バイクを運転していた男性はその場で死亡が確認された。
物議をかもす・・・
地元警察は、今回のことを事件として調査中だという。
この件を知った人たちは、追跡を行った警察官の行動は行き過ぎていた。起訴されるべきだ。と今回の追跡を非難するものから、バイクの運転手が死んだのは残念なことだが安全を守るためにはやむを得ない、警察官の行動は正しかったとする人まで様々。
そもそも、このバイクの運転手がルールを守っていればこんな事にはならなかったわけだが、だからといって140キロで走っているバイクに車でぶつかる行為が正しかったのかには疑問が残る。もしくは、ぶつかったこと自体が不慮の事故だったのか!?
この映像からでは、何を語っても想像の域は超えないが、なんとも考えさせられる映像であった。
追跡の全貌はコチラで確認できる