リアルサイズを意識したぽっちゃり系モデルの時代へ!
綺麗な顔立ちのイギリス出身のモデル、イスクラ・ローレンス(26歳)。彼女は米ブランド「アメリカンイーグル(American Eagle)」の姉妹ブランドでもある「エアリー(Aerie)」で下着の広告塔も務めている人気モデルだ。
下着モデルに抜擢されるなんてどんなナイスバディーなんだ!?早速イスクラの全身写真をみてみよう。
なるほど、そういうことか。彼女は今流行りのぽっちゃり系モデル、『プラスサイズモデル』なのだ!!!
近年、アメリカ人女性の平均サイズは16号(日本でいうLL~3L)と発表されたこともあり、細いだけではないリアルサイズのモデルたちの需要が増えている。雑誌コスモポリタンで特集した『今注目のプラスサイズモデル』のなかでもイスクラは先駆けともいえる存在なのだ。
フォトショップでの写真加工を暴露!その理由とは!?
そんなイスクラが先日インスタグラムに投稿した写真とメッセージが話題となっている。
このブロンドの女の子誰?って思うでしょ。これ私。6、7年前に撮影したものよ。今と違うようにみえるのは、この頃はちょっと痩せてたってのもあるけど一番の理由はめちゃくちゃ加工された写真ってこと。
ツヤツヤの肌⇒私のじゃないわ。コンピュータープログラマーがやったこと。
ふんわりした髪⇒エクステよ。
バスト⇒寄せて上げるブラのおかげ。
ウエストと脚と腕⇒フォトショップで細く仕上げたもの。
目の下のたるみ⇒加工で消えてるわ。
実際の私とは似ても似つかない姿なの。
なんということか!モデルが堂々と写真の加工を暴露したのである!その理由を続けてこう語っている。
そして最悪なことに「こんな風になりたい!」って私自身が思っていたの。こんな完璧なルックスだったらもっとモデルの仕事も入るだろうし、キャリアが成功すると思っていたわ。でもこの加工した写真をみるたびに自信喪失していった、だって実際の私とは何一つ似ていなかったんだもの。どうか他人の写真をみて自分と比べたりしないで!リアルじゃないものがほとんどよ。完璧なんて存在しないんだから写真を加工したって幸せにはなれないの。あなたはあなたよ!完璧じゃないあなた自身が魅力的で美しいものだということをわかって。
そう、嘘偽りの姿を世に出してしまった自分自身の苦い経験をもとに、ありのままの姿が一番魅力的だということを伝えたかったのである。この投稿は多くの人に支持され1800件を超えるコメントが寄せられている。
過去には自身の二段腹も公開して話題に!
実は今年1月にもイスクラは「ありのままの姿」を投稿し、多くの反響を得ている。下着モデルでもあるイスクラが載せたのはなんと自身の二段腹だった!
右はカメラを向けられたときにちょっと頑張ったもの、そして左はリラックスしているときのものだという。こうやっていくらでも写真は操作することができるのだが、こんなリアルな姿はメディアでは目にすることはないと話す。たしかにモデルの二段腹なんて見たことないが、自宅でソファに座ってくつろいでいるとき、二段腹なんて誰にでもできるはずだ。
こんな風に他人の目を必要以上に気にしはじめたのには、SNSの普及が背景にあるといえるだろう。他人からいいねと言われたい、羨望の眼差しでみられたいばかりに加工した写真ばかりを投稿している人も多いのではないか。
「加工してもそれは現実ではないわ。SNSの闇から抜け出して現実と向き合って!」というのがイスクラの願いだ。私たちは今のままの姿で十分素敵なのだということは、自然体で生きる彼女の写真をみても感じとれるはずだ。
参照元:Instagram