腹話術の女の子が天性の歌声を披露。最後にはママに抱かれて嬉し泣き
5月31日放送の、「アメリカズ・ゴット・タレント」というテレビ番組で、ある素晴らしい才能を持った少女が登場し話題となっている。
アメリカズ・ゴット・タレントは、米NBC系列の公開オーディション番組で、賞金100万ドルをかけ様々なパフォーマーが技を競い合うものだ。
そんな番組に出た彼女の名前は、ダルシー・レーン。12歳の女の子だ。
横には「ペチュニア」と呼んでいるウサギのぬいぐるみを連れている。生きてるように動くぬいぐるみと一緒に、とぼける姿がかわいらしい。
司会者から「なんで笑ってるの?」と言われ「わかんない!うふふふ!」と上ずった声で返事をしている。かなり緊張して笑いが止まらなくなっている様子だ。
なんで出ようと思ったのかをたずねると、「腹話術は一般的なパフォーマンスじゃないので、なくなってしまわないように受け継いでいくのが夢がなんです」と答えた。
観客席でお母さんが見守っている中、ダルシーの腹話術が披露されることになった。
See why @SimonCowell thinks @ItsDarciLynne is absolutely unforgettable. #AGTPremiere pic.twitter.com/dS0IZpEV8M
— America's Got Talent (@AGT) 2017年5月31日
ぬいぐるみが美しい歌声で歌いだした!?いや、ダルシーが口を閉じたまま歌っているのだ。
途中でぬいぐるみに邪魔されたりする離れ技も。一人二役だというのに、表情も演技も上出来だ。
口を開けずに高音も低音も完璧に歌い切り、会場全体が拍手の海に包まれる。
「素晴らしいわ。とてもかわいくて、チャーミングで、愛らしいわ!心が溶けるくらい感動した!」という審査員の熱い一言が加わり、年に一度しか押されないというゴールデンブザーが押されたのだ。
このボタンは審査員が年に一回、一人一回ずつ押せるもので、選抜オーディションを飛ばしセミ・ファイナルまで一気に登り詰められる。それだけ、彼女の歌声、センス、技術に感動させられたという事だ。
一気にチャンスを得たダルシーは、嬉しさのあまり泣き出してしまった。金色の紙ふぶきの中泣きじゃくり、お母さんに抱きしめられている姿は、天才でありながら等身大の女の子そのものだ。
たくさん努力が実った瞬間の感動はひとしおだろう。ピュアで一生懸命な彼女に乾杯!
優勝後のインタビューでも、ペチュニアとダルシーのかわいいやりとりが見て取れる。下の動画には、丁寧で等身大な感謝の言葉が添えられている。
Everyone is talking about @ItsDarciLynne. #AGT pic.twitter.com/xmKNXNpFAz
— America's Got Talent (@AGT) 2017年5月31日
家族に支えられ、大きな夢をかなえるために頑張ってほしい!きっと腹話術の世界を開拓する新星となるだろう!
参照元:Twitter Amjerica’s got talent、Darci Lynne