ヨーロッパに衝撃を与えた美人研究者の主張!
とある美人研究者がヨーロッパ圏を中心に注目されている。
彼女は、ジウリア・エンダースさん。ドイツ人の微生物研究者である。
彼女の著書である『腸の魅力 (Darm mit Charme)』という本がドイツをはじめヨーロッパでベストセラーを記録しているのだ。初版は2014年なのだが、今年4月に改定版が出ており今もなお売れ続けている。
この本の内容が、かなり衝撃的だったので紹介したい。
座って排便するのは間違っている!
この本では、驚くべき内容が語られている。
その内容というのが、「便器に腰を掛け排便をすることは間違っている!」という驚くべきもの。さらに理想的な方法としては、アジア圏によく見られるトイレでするように前かがみの姿勢で排便することであると主張している。
ヨーロッパ圏の人々からすれば、常識を覆されるお話。まさに目からウロコ状態となっているようだ。しかも彼女は研究者であり、この主張は科学的根拠に基づいている。そのため信憑性がとても高く、信じざるを得ない状況になっているようだ。
かいつまむと、彼女の主張はこうだ。
上の図を参照して欲しい。
左が腰掛けて排便する場合、右が前かがみで排便する場合の腸の状態である。
前者の場合、直腸が肛門あたりの筋肉に引っ張られねじれたホースのようになっている。そのため、力むことによって圧を加え搾り出す作業が必要となる。しかし後者の場合、筋肉が直腸を引っ張らずスムーズに排便することが可能であると彼女は主張している。
日本でも洋式便所が標準!
いくらアジア圏だからといって、我々の家にあるトイレが和式便所であることは少ないだろう。
解決方法として、洋式便所の便座部分に両足で乗りしゃがみこむこと。もしくは、便座の前に台を置き、その上に足を乗せることでも前かがみに近い効果を得られると彼女は提案している。
総務省統計局の発表している平成15年から平成20年にかけての洋式トイレの普及率のデータを見ると右肩上がりに推移しており、これからも日本では和式便所の割合が減少傾向になることは明白だ。しかし、その反対にヨーロッパでは和式便所が増えていくという不思議な現象が起こる未来を想像させられてしまう筆者であった。
ジウリア・エンダースさんの書籍についてのインタビューはこちらの動画で見ることができるぞ!