日本のメディアでは今でも「ブラック企業」について話題になることが多い。諸外国でもその類の話は後を絶たない。
7月28日、中国企業が社員に衝撃的な罰を与えた動画が、中国版ツイッター「ウェイボー」にアップされ問題となっていたので紹介したい。
その内容は、「ノルマ未達成だった社員に、罰として便器の中の水を飲ませる」といったかなり悪質なものである。
物議を醸す衝撃的な流出映像!
その問題の動画がコチラである。
気分を害する可能性のある映像になっているので、閲覧には注意していただきたい。
これらの映像は四川省成都市の企業で撮影されたものと報じられている。
2番目に映った女性は、このあと食欲がなくなりひどい下痢になった。そして彼女は、この動画がネットで流出していることを知り、警察へ通報することを決めたという。
企業側は「社員たちを鼓舞する意味で、社内のグループチャットにアップした動画であり、実際に飲ませたわけではない」と否定のコメントを出している。
現在も警察による調査が続いている、、
この映像を共有することが社員を鼓舞する目的という説明も甚だおかしい。逆に、ただ脅しているとしか思えない。
そして動画が存在するということは、この企業でなくとも他のどこかで行われていることは確かだ。
ここまで社員に酷い扱いをするとは、むごすぎる。
労務管理について筆者は詳しくない。しかし、罰ばかりで社員を締め付けるのではなく、報酬で頑張ってもらうということは難しいのだろうか。
多くのブラックと呼ばれる企業が、よりよい環境になることを祈るばかりだ。
参照元:sina.com、LiveLeak.com