【Gカップなら65%オフ】おっぱいの大きさによって割引率が変わるレストランが炎上する事案が発生!

事件

ちきしょーっ!貧乳差別が露骨すぎるレストランが登場ッッ!!

世界ではジェンダーフリーの動きが強まっているというのに、現代でもなお、男は収入、女はルックス…といったものさしで測られてしまう。本能が生む競争意識なのかは未だ議論されているが、より平等な社会を目指し、理性で差別をなくしていくべきだろう。

しかし、中国ではいまだ、そういった思想を逆なでするような過激なサービスが時折出現してくる。

先日8月1日、浙江省にある「トレンディシュリンプ」というレストランでは、なんと「女性のブラサイズに応じた割引キャンペーン」が行われていたことが明らかになったのだ。

色んな方向にケンカを売るひどいアイデアである。実際に地元住民から、「女性を侮辱している」「低俗」という声や、「男性差別である」という批判が殺到した。

店先に貼られたポスターには、「この街はおっぱいを求めている!!」と大きく書かれており、作者に無断だと思われる美少女イラストが使用されている。そういった部分から、ルール意識のなさも感じてとれる。

割引率はというと、

Aカップ・・・・5%オフ
 
Bカップ・・・・15%オフ
 
Cカップ・・・・25%オフ
 
Dカップ・・・・35%オフ
 
Eカップ・・・・45%オフ
 
Fカップ・・・・55%オフ
 
Gカップ・・・・65%オフ

・・・・AカップとGカップが天地の差である。例え2000円分飲み食いしても、Aカップが1900円、Gカップが700円だなんて・・・。

もしCカップくらいあるふくよかな男性が行ったら、割引は受けられるのだろうか・・・?そこらへんも、筆者としてはちょっぴり気になるところである。

このレストランを運営しているマネージャーのラン・シェンガン氏は、このキャンペーンについてこのように説明している。

「我々のターゲットは”非常に心が広い若者”です。批判を受けることは覚悟していましたが、認知度があがるとも考えました。そして、このキャンペーンを開始してから、お客さんは20%も増加しました。」
 
「店を訪れた女性たちは自分のブラサイズを包み隠さず明し、とても誇らしそうにしていました。」

女性客の胸のチェックをするときには、恥ずかしい思いをしないよう配慮し、男性店員ではなく女性店員に要求することもできたそうだ。

お客の女性たちは、Aカップから割引を受けられるのであんまり気にせず入っていったのだろうか・・・。それとも、胸に自信満々な女性が殺到したのだろうか・・・、真相は定かではない。

少なくとも、胸に自信のない女の子の気持ちを考えると、侮辱的であることは確かだろう。このような身体的特徴で差別をするのは許しがたいものがある。

その後、このキャンペーンは開始後一週間で中止に至ったのだという。

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中国では過去にも、2015年に河北省のレストランでは「容姿が良い客」に、重慶の飲食店でも「太った男性」と「痩せた女性」に対して割引を実施していたことが明らかになっている。

いずれも批判を浴び注目を集めたが、こうして炎上させて知名度をあげるのもマーケティングの手法として流行っているのだろうか。

ジェンダー問題に厳しい今だからこそ、こうした悪ふざけにも似たキャンペーンは少しでもなくなって欲しいものだ。

 

参照元:BBC.comTwitter

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