世界を驚かせるジャパニーズ・ロボット
機械といえば、いまや我々の生活に欠かせないほど、日常の中で活躍してくれている。
パソコン、洗濯機、掃除機・・・周りを見渡してみるだけでも、自分が普段、いかに様々な機械に頼って生きているかがわかる。
しかし、「機械が必ずしも便利なものである」、という固定概念は今すぐ捨て去るべきであることに私(吉川ばんび)は今日気が付いた。
あるロボットの存在をきっかけにして、私の中の「機械=便利」という公式は一気に崩れ去ったのである。
そのロボットの名は、「ドロドロボ」。
まずは、ドロドロボを紹介する動画をご覧いただきたい。
~動画を見た私の心境~
「う○こ?」
「汚いな」
「”絶望”が歩いてくる」
「なんで汚すんだよ」
あまりの衝撃に脳がおかしくなったのか、4種類くらいの感情が同時に芽生えてしまった。
頭部からビチャビチャと泥を噴出しながら進むドロドロボ。最悪だ。こっち来んな。
この21世紀に、ルンバと真逆のことをやるロボットが発明されるなんてこっちはまったく覚悟してなかった。誰か説明してくれ。
発明者はまさかのキッズ!
ドロドロボを造ったのは、土佐信道(とさ のぶみち)さんプロデュースの中小電機メーカーに扮した芸術ユニット、「明和電機」である。
でもなんで泥?と思ったが、どうやらこのロボット、子どもたちに面白いロボットのアイデアを出してもらう「オモロボ」という企画で造られたものらしい。
どおりで26歳の私(吉川ばんび)には予想の斜め上だったわけである。
泥をまき散らしながら、ガシャンガシャンと歩く。
非常にシンプルかつ斬新なアイデアである。個人的には、目が光っているところがグッドだ。
ただ、いつ、どのタイミングで実用されるのかはまったく分からない。でも友達の誕生日プレゼントにはしたい。
天才とは、こういう誰もが予想できない発明をする人のことを言うのかもしれない。
そう思うと、ドロドロボを考案したキッズの将来がとっても楽しみである。
参照元:YouTube