物欲に踊らされた人々のダサすぎる最期を皮肉る写真たち
インスタグラムには美しい、オシャレ、カワイイ、ゴージャスがパンパンに詰まっており、現代の女の子たちを魅了している。
あまりにキラキラしすぎていて、筆者(手羽先)のような激ダサ野郎が近づこうものなら、「は!?来るんじゃねえよ!ブス!」といってタコ殴りにされそうな雰囲気すらある。
そんな恐怖のオシャレ世界・インスタグラムで、あまりにも攻めすぎなオモシロアカウントが発見され、注目を浴びている!!
そいつがこれだッ!!!
シェアした投稿 –
6:59午前 PDT
突然の死
赤いリボンで髪を結んで、風船とケーキを持ってお出かけタイムだったのかな?どうやら、ウキウキでお外に出ようとした矢先に足を滑らせて死んでしまったようだ。
ぶちまけたケーキが悲惨である。R.I.P(安らかに眠れ)・・・・。
シェアした投稿 –
7:59午前 PDT
こちらの女性は、ブランド物をぶちまけながらの死亡。グシャグシャのプラダの袋に悲壮感が漂う。
ゴージャスなものに囲まれたオシャレな生活は、リンゴを踏んですっ転ぶというダサい形で強制終了。R.I.P・・・・。
カワイイワンピースを着て、パン屋さんでオシャレなパイを食べているときに死亡。
誰一人助けようとせず、スマホで撮られまくっている。彼女の死もネットでコンテンツとして消費されるのだろう。R.I.P・・・・。
酒飲みまくってドラッグキメまくって、いざお尻で遊ぼうという時に死亡!!救急隊も目を覆いたくなる醜態である。
こんな時に死んじゃったら、何回生まれ変わっても恥ずかしくなるな~。R.I.P・・・・。
ブラックユーモアの中に込められたメッセージ
この作品を撮影したのは、イタリア・ローマ出身のフォトグラファー、サンドロ・ジョルダーノ氏。
インスタグラムに掲載しているのは、彼の出世作「ザ・フォール」というシリーズである。
作品のコンセプトは、「おしゃれなものに囲まれて死んでいる姿を撮ることで、見かけだけで中身のないものに惑わされる人々を皮肉ろうとした」と、作者は公式ページにて明かしている。この作品を見ることで、目には見えない本当に大事なものに気づいてほしいのだという。
このメッセージを、見た目が重要とされるインスタグラムで発信していることもまた皮肉である。
筆者(手羽先)はこのコンセプトを読んで、いい写真をとるために危険なところでセルフィーをして死亡・・・といった事件を思い出してしまった。ジョルダーノ氏の作品はフィクションであるとは言い切れないだろう。実際に、オシャレに殺されている人がたくさんいるのだから・・・
参照元:Sandro Giordano Instagram、Official site