ここはどこでしょう
この写真に写っているのは、スペイン人デザイナーのフェルナンドさんとその素敵なアトリエだ。
でもこのアトリエ、実は普通では考えられないような場所に立地しているのだ!!!さて、ここがどこだかお分かりいただけるだろうか?
正解は
実はここ、、、
そう、橋の裏側なのだ!!!!!
信じていただけるだろうか?車がビュンビュン上を通るあの橋である!!!このアトリエはフェルナンドさんが、自身の作品制作をする場所が欲しいがために作ったもの。
こんなにオシャレな雰囲気を醸し出しているのに、車が通っている橋の下という立地がなんともシュールである。
なぜこんなところに?
なぜこんなところにアトリエを作ったか?それは、、、「誰にも製作を邪魔されたくないから」。ただそれだけだ。どうしても1人になりたかったのだろう。
その気持ちだけで誰も注目しないスペースを活用してしまうのが、センスある本物のアーティストというものなのだ。
ドラマや映画で1人になりたいとき、高架下で黄昏たり楽器を吹いたりするシーンをよく見る。フェルナンドさんの場合はそれをこじらせてしまったのだろうか?高架下に行くだけではこの男は満足しなかった。橋の裏にアトリエを設置してしまったのである。
決して派手ではないが、こんなに手の凝ったアトリエ。「本当に目立とうとしてないの?本当に1人になりたいの?」と聞きたくなるのは私だけだろうか、、、?
もしもこのアトリエを見てしまったら
このアトリエの場所は公開されていない。そもそも、誰にも邪魔されたくないから橋の裏にアトリエを作ったのに、話題になって人が殺到したら元も子もないのだ。
でもきっといつかは誰かに見つかってしまうだろう。フェルナンドさんいわく、このアトリエを潰すであろうタイミングは2つ。誰かがアトリエに侵入してモノを盗んだ時か、お役所が怒りだした時。
もちろんこのアトリエを見てしまったらモノを盗むなんてもちろんやめてあげてほしい。というか、こんなただらぬオーラを醸し出すアトリエからモノを盗もうというツワモノなどいるのだろうか。
ともかく、作品制作のためにこもっているフェルナンドさんをそっとしてあげてほしい。「彼の作品をこれからも見たい」というのが筆者の想いである。
彼のアトリエは日々進化していっている。その進化を見守っていきたい人、このアトリエも度々登場するのでフェルナンドさんのInstagramは要チェックだ!!!