最近は何をするときも、“インスタ映え”や、“フォトジェニック”のことを考えている人が多いようだ。
インスタにあげるための写真を撮るのに躍起になる若者を、害虫のハエと掛け合わせて「インスタバエ」と揶揄する造語も出てきている。
そんな若者たちが、やれパンケーキだの、やれナイトプールだのと必死に投稿している中、またそれとは少し志向の違った写真をUPしているアカウントがひそかに話題になっている。
なんと、そのアカウントはニューヨークのトイレの写真だけをひたすらUPし続けているのだ!
トイレの写真なんか見て何になるの?と思うかもしれないが、それが意外と見ごたえがあってなかなか面白いのである。
さっそく何枚か見ていただこう。
壁一面が落書きで埋め尽くされているではないか!
壁どころか、便座の裏にまでカラフルな落書きがしっかりほどこされている。
インスタバエというより、普通のハエがよってきそうな写真だが、ここまでくるともう芸術的に思えてくる。
実際使うとなるとなかなか勇気が要りそうな不気味なトイレでも、インスタ上で見ると不思議とアート写真のように生まれ変わるのである。
これらの写真の他にもニューヨークの色んなトイレの写真がUPされている。
いくつか紹介していこう。
便座自体がめっちゃアーティスティック!!!!!!
こんな便座だと座るのが申し訳なくなってしまいそうだ。
周りのステッカーや落書きは、後からほどこされたものだと思うが、便座のデザインと相まって、もとからあるデザインのようにも見える。
こちらは、壁一面にアーティスティックな女性の絵がデザインされている。こういうのも、ニューヨークならではのトイレなのだろうか?
芸術センスが皆無な凡人の私は、「親指ちっちゃ!」「肩のホットドックは何!?」など、ついついつっこんでしまいそうになる。
トイレモンスターがあらわれた!
便器自体がモンスターの顔のようなデザインで作られている。
口の中のデザインも細部までこだわってある。
口の中に用を足すのかと考えたら、あまりいい気もしない気がするが、遊び心に溢れていて面白い。
最後はこちらだ。
え?トイレじゃないじゃん!
私もそう思い、添えられたコメントを読んでみた。
今すぐ行かないといけないときに。
いや我慢できなくて草むらで、、、とかあるけど!
ただただトイレの写真をUPしているだけでなく、アカウント主はこんなユーモアにも溢れていた。
汚いと言われればそれまでだが、似たようなパンケーキの写真をひたすら見せられるより、こっちの方がよっぽど面白いよなあと思ってしまう筆者であった。
許諾元:nyctoilets