LINEスタンプは画期的だ。

その時のフィーリングを分かりやすく伝えられるのはもちろんの事、なんて返していいかわからない時や、返信が面倒くさくなった時など、適当に誤魔化せるのが素晴らしいトコロである。

そんなLINEスタンプのシステムができた今、クリエイターズスタンプなるものが近頃定着しつつある。トップページにアクセスしてもプロが作った可愛いスタンプばかりが目立っているが、その中に埋もれている素人スタンプの存在は忘れてはならない。

今回は、そんな完成度があまりにも低すぎて面白いスタンプ5選を紹介しようと思う！

見ろ！ぐねぐねするぞ！！お肉が動くスタンプ

竹野チコ氏が作成した「激しく動く！肉」である。

ラインストアにアクセスすると、肉がグネグネ動くのをご覧いただける。血色のいい、おいしそうなお肉が元気に暴れている。お肉をおごって貰いたい時、スタンプを使って深層心理に働きかけると良いだろう。

そんなところが好評なせいか、第二段・第三弾とシリーズ展開もしている。お気に召していただけたら、他のスタンプもチェックしてみて欲しい。ここからダウンロードできる。

気持ちが一切伝わらない！ゆるすぎるアニマルスタンプ

うら氏が作成した「へたっぴアニマル」である。

単調すぎて全く意図が読み取れない。非常に肩透かしである。返事しづらい質問をされた時に相手を戸惑わせ、ごまかすのにピッタリのスタンプだろう。

この作者の作品は全体的にゆるゆる絵柄だ。へたっぴと自覚しているのに、他のスタンプに「こんな絵心でも、ふざけてかいた訳じゃない」という怒りが滲んだタイトルがつけられていた。コメントでいじられたのだろうか・・・・。

Windowsのペイントで作ったかのようなへろへろな可愛さがたまらない。ここからダウンロードできる。

超次元の意味不明さ！にちりんノートのスタンプ

にちりん氏が作成した、「にちりんノート」である。

よく筆圧が高いと言われる作者が、落書きをそのままスタンプにしてしまったようだ。筆者も大好きな意味不明スタンプだ。

全部のスタンプがニコニコと楽しそうなので、「そろそろラインを切りたいな～」という時に穏便に切ることができる。

かなりの人気ぶりなようで、第二弾も好評発売中だ。ここからダウンロードできる。

昭和に生まれても共感できない！団塊の世代スタンプ

Seiji Tazawa氏が作成した、「団塊の世代」である。高度成長期の輝かしい時代が、味わい深いスタンプとして復活したようだ。

パワーポイントかワードで作成したかのようなビビッドな発色が目を引く。バリバリのゆとり世代である筆者は、昔見たPTA新聞のイラストを思い出した。

上野動物園に初来日したパンダのスタンプや、全く似ていないビートルズっぽい洋楽バンドなど、スタンプ全体にバブリーな雰囲気が満ち溢れている。

極め付けには「メタボだね」というこの世代にとどめを刺すような一言のスタンプまである。

67歳～69歳のみなさんは是非ダウンロードしてみてほしい。ここからダウンロードできる。

用途不明。友達の顔を切り取っただけのスタンプ

iMagineS氏が作成した「俺の友達は最高」である。タダの身内ノリであることがタイトルから漂っている・・・・。

東南アジア系の方々だろうか、謎のメンズの顔がただただ切り取られているだけだ。言っちゃ悪いが、スタンプ映えするほどのイケメンでもない。

わずかに表情をつけ、なにか意図を語ろうとしているが、送られた側は非常に困惑するだろう。それを逆手に取り、めんどくさい人からメッセージが来た時などにうってつけだ。ここからダウンロードできる。

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いかがだっただろうか。もはやクリエイターズストアは謎のセンスで満ち溢れていた。

しかし、LINEが定める厳しい審査を通っただけあり相手を不快にさせる表現はない。遠回しにいろいろと伝えたいのであれば是非使ってみてほしい。

参照元：LINEクリエイターズストア　①激しく動く！肉、②へたっぴアニマル、③にちりんノート、④団塊の世代、⑤My friend is the best.