昔は可愛かったのに、数年後、数十年後に再会すると残念な風貌になってしまった、なんてパターンよくありますよね?特に年月が経った同窓会などでそんな経験があったという人も多いのではないだろうか。
今回紹介するのはわずか6才で『世界一の美少女』と呼ばれたフランス人少女、ティラーヌ・ブロンドーさんだ。当時の彼女、そして現在の彼女を追ってみた。
これが世界一美しい6才児だ!
ティラーヌがモデルデビューを果たしたのは4才のとき。そして前述にもあるように6才ですでに『世界一の美少女』という異名を手にしたのだが、当時の写真がコチラだ。
幼さのなかにも、凛とした顔立ちや表情がすでに風格を醸し出している。その後も様々な紙面を飾ったのだが、10才以降メディアへの露出がパッタリと止み、その後、彼女の姿はみられなくなった。
美少女の6年ぶりの姿はやはり美しかった!
そんなティラーヌが、なんと6年ぶりにメディアに登場したのである。16歳になった彼女の現在の姿がコチラだ!
美少女の現在の姿はやはり美しかった。
彼女が復帰舞台として選んだのは先週土曜日に開催された『2018年D&G春コレクション』のファッションショーだった。6年間の沈黙を貫いた復帰舞台としては異例だとも言える大舞台への抜擢だ。
実はこれまでも有名ブランドのファッションショーからのオファーを常に受けていたティラーヌ。しかし彼女が選んだのはステージに立つことではなく観客席で観覧することだった。それは一体なぜなのか。
現在の彼女の姿をみれば一目瞭然だが、周囲の期待に応えられなくなったわけでも、急激に体型が変わったわけでもない。16才まで表舞台に立たなかったのにはある大きな理由があったのである。
少女の性的特徴を強調することに非難が集まる事態に!
サッカー選手の父親、そしてファッションデザイナーの母親のもとに生まれたティラーヌは幼くしてきらびやかな世界に足を踏み入れることとなる。
わずか9才でファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の表紙を飾り、彼女への注目度はますます高まった。
しかし注目を浴びれば浴びるほど、世間からの風当たりも強くなった。少女が濃い化粧をし、体のラインを強調するようなブランド服に身を包むことは性的な描写にあたると世界中で物議を醸す事態に陥ったのである。
さらに問題は深刻化し、2013年には16才以下の少女を対象にしたミスコンテストを禁止する法案がフランスで可決されたのである。少女が性的特徴を強調することが大きな争点となったのだ。
16才の少女は着実にモデルへの道を歩み始めた!
そのことを受け、ティラーヌは16才まで表舞台から遠ざかったのである。しかし現在の彼女はすでにモデルとしての一歩を確実に踏み出している。
有名になればどうしても世間の風当たりは強くなる。当時ティラーヌの母親が発言したように「なにも裸になったのではないから過度に反応する必要はない」と思う人もいるだろう。幼い少女がこの6年間どんな気持ちで過ごしていたのか想像するといたたまれないが、これからの彼女の活躍に期待したいと思う。
参照元:Instagram