10月4日は、一年に一度の「中秋の名月」。
旧暦8月15日の夜の月のことを、中秋の名月という。この日にお月見をする習慣は、平安時代頃(諸説あります)に中国から日本へ伝わったとされている。
・・・そう、来たる10月4日は「お月見」の日なのだ!!
お月見したーい!風流なことして秋を感じたーい!!そしてインスタに「#お月見 #月が綺麗 #デート #しあわせ」とか書いて画像アップしたーい!!!!
でも、実際お月見ってどうやってやるの?
そもそも何か決まりごととかあるの?
意外と知らないお月見のやり方
ということで、お月見をするみなさんが困らないように、まずは古くから日本で行われているお月見について調べてみました。ちなみに、お月見についてのクイズもあるので、よかったら挑戦してみてほしい。
中秋の名月には是非、この記事を参考にして特別な時間を過ごしていただきたい。
用意するものって何かあるの?
一般的な、昔ながらの「お月見」をする場合に準備しておきたいものがこちら。
・月見だんご
・ススキ
・野菜やくだもの
「月見だんご」を食べるのは、月と同じように丸いだんごを食べることで、健康と幸せが得られると考えられていたから。
ススキは、作物や子孫の繁栄を見守ってくれる月の神様の「依り代」と考えられているため、野菜やくだものは、お月見が収穫を祝う行事でもあるためお供えとして用意する。
どうやってお月見したらいいの?
まず、月見台を用意して、先ほど準備した月見だんご・ススキ・野菜やくだものをお供えしましょう。
お供えができたら、あとは・・・
自由!!!
以上。
お酒を飲みながら月とお供えものを眺めるもよし。月を眺めながら夕食をとるもよし。食後のデザートに月見だんごや、くだものを食べるもよし。
意外にも「各自フリースタイルでお楽しみください」、というのが日本のお月見事情らしい。
みんなはどうやって過ごしてる?
「フリースタイルでお楽しみください」って言われても・・・ルール社会に飼いならされた私(吉川ばんび)からすれば、「どうしたらええの?指示くれ・・・」というのが正直なところ。
ハロウィンやバレンタイン、クリスマスや節分など、何かとイベントがあると盛り上がりを見せる日本。でも、お月見って、毎年おざなりにされているような気がするのは私だけ?みんなお月見してるの?
というか実際、みんなお月見のことどう思ってるの?
その謎を解き明かすべく、緊急調査(ネットパトロールとも言う)してみた。
~みんなの声~
ちなみに今月のネイルはお月見ネイルになりました!
※Twitterより引用
団子が無かったので急遽きな粉餅作って皆んなでお月見( ´∀`)
※Instagramより引用
去年はお月見とか言って集まったけど明け方には踊ってたよな。今思い返したらただただ意味分からんけどめちゃくちゃ楽しかった。
※Twitterより引用
今日はお月見イベントでウサギさんの耳を付けました??
※Twitterより引用
お月見イベント??みんなバニーちゃんだよ
※Instagramより引用
みんなで騒いでお団子食べて…秋の夜長を感じました??(月は見ていない)
※Twitterより引用
・・・なるほど。
結論から言うと、楽しみ方はやっぱり自由!!
「とくに若者たちの間で、お月見は軽視されているのでは?」と心配していた私だったが、意外とみんな楽しんでいるようで、ちょっと安心。
「ルールにとらわれない楽しみ方」がされていることも、お月見のいいところなのかも。
まだ何も用意してなくても大丈夫!
今回の調査で、意外とみんなが「自分なりの楽しみ方」でお月見をしていることはわかってもらえたかと思う。
古来から伝わる方法でお供えを準備する人。みんなでパーティーをする人。恋人と二人きりで公園を散歩する人。月見バーガーを食べる人。
決まったやり方なんてないんです。慣習どおりにやるのももちろんいいけど、今年は、もっと自由な「ネオお月見」で、お月様を愛でてみては?
「お月見って10月4日だったの!?まだ何も準備してない!!」というあなたも大丈夫。
仕事帰りにデザートでも買って、お家で月を見ながら特別な時間を過ごしましょう。
私も特に予定がないので、ビールを買って一人で月を見ながら飲む予定です。