いっぱい怒られたことがわかるしょんぼり顔
小さいお子さんのいるご家庭ならおわかりだろうが、ちびっ子は溢れる遊び心を抑えきれず、おバカな失敗をすることが多い。
手羽先(筆者)の母は病院で勤めていたが、実際に子どもが泣きながら病院に来ることが多かったと聞いたことがある。節分の豆を鼻に詰めて取れなくなってしまった子どもたちなどなど・・・。
そういった事件は世界中どこでも起こりやすいようだ。
今回ご紹介するアルゼンチンの男の子は、なんと笛を飲み込んで気管に入ってしまったのだという。その動画が、笑っちゃいけないけど笑えると話題になっている!!
こちらがその動画だ!↓
しょんぼりとした表情の男の子。お医者さんの声のあと、息を吸い込むと「プァ~」とコミカルな音が!
この子は南米アルゼンチン・トゥクマン州に住んでいる8歳の男の子。パーティで使うピュー!とリボンが伸びるアレで遊んでいるとき、笛が外れて気管に入ってしまったのだという。
なかなか正式名称は知られていないが、ピロピロ笛や拭き戻し、巻き笛と呼ばれているらしい。
呼吸には問題はないというが、何かを話そうと息を吸い込もうとするたび、笛の音が鳴ってしまっていたのだという。
下の画像が摘出された笛だが、こんな小さいものだというのに手術に至ったのだ。気管からの取り出しは大がかりだっただろう。
処置を行ったサンティアゴ・ゴメス・ジヴィリア医師は、フェイスブックで拡散することで、ピロピロ笛の危険性を親たちに伝えようと決めたのだという。
この写真から、お母さんに相当怒られただろうことが伝わってくる。だというのに、平気な顔してゲームに夢中になってる!!どんだけお母さんに心配かけてると思ってるの!反省しなさい!!
彼は手術後、問題なく回復しているのだという。お医者さんが撮った動画は、「やっちゃった…」というカワイイしょんぼり顔と、息を吸い込むたびにおかしな音が聞こえることから、面白い!と評判になり、今日までに930万回以上再生されている。
フェイスブックのコメントには、「かわいそうだけど笑った!」という意見が多数寄せられている。
とはいえ、大きな事故になっていたかもしれないのは間違いない。万が一気管の深くまで入ってしまったら、詰まってしまう可能性もある。過去には豆が入ってしまい、肺の空気が抜けてしまったという症例もあるらしい。
今回はたまたまこの程度で済んでよかったが、一歩間違えれば笑いごとでは済まなかったかもしれない・・・。
小さなお子さんがいるご家庭は、ピロピロ笛にくれぐれも気を付けて欲しい!!