「強すぎる僧侶」が爆誕
昨年10月、タイのプミポン国王が荼毘に付し、今年の10月25日から5日間、タイ国内では盛大な国葬が行われた。
それに伴い、ムエタイ最強王者ブアカーオ・ポー・プラムックが9日間にわたり出家することになったという。
彼もタイの僧侶の目印である、黄色い袈裟に身を包んだのだが・・・その姿が現役時代より強そうだとして大きく話題になっている。
その画像がこちらだ!!
なッ・・・なんだこのオーラは!!!!
袈裟からチラ見えするとんでもない筋肉・・・!!そして本能が「奴は強い」と警告してくる・・・・!!
この姿のブアカーオに蹴りを食らったら、一度死んだ上に、来世は必ず善人になりますと誓いたくなるレベルである。
タイの伝統的な「タムブン」の様子である。タムブンとは徳を積む行為のことで、地元の人々はツボを持った僧侶たちに食べ物のお布施をする。
ブアカーオにお布施をすることで、ご利益にあずかりなんだか強くなれそうである。
有名人だろうともちろん裸足で行脚する。経文を唱え、托鉢を受けて寺院の近隣を回るのだ。
タイの僧侶は、一日に掃除や読経、托鉢、勉強、説教など10このルーチンワークをこなすのだという。
普通のお坊さんと並んでいる姿をみても、ひときわ別格である。厳しいトレーニングに耐え抜き、王者を勝ち取った男の精神力が伝わってくる・・・・!
彼はチェンマイにある、テーサバーンナコーンの寺院で修業を積み、10月27日に9日間の厳しい修行を終えた。
普通ならクタクタになっているはずの彼だが、復帰後すぐにトレーニングに戻ったという。
彼の姿からは、人生は修行そのものである!ということがギンギンに響いてくる。くーッ!カッコよすぎる!!
最強の男から伝わる祖国への愛
ムエタイの大会で優勝したときも、プミポン国王の肖像画を掲げ、祖国タイへの愛を大きく表現していたというブアカーオ。
元K-1王者として知られる彼は現在35歳であるが、華々しい活躍の中に、祖国に貢献するという大きな願いが込められていたのかもしれない。
彼の素晴らしい精神を、私たち日本人も見習いたいものである!
参照元:Facebook