「男の人が床で寝ていたよ!」
たった4歳の少女が、医師の命を救うというドラマのような出来事が起こった!
その少女の名前は、キャリー・コンキャノン。犬が大好きな、いたって普通の女の子だ。
彼女が一躍ヒーローとなった、その日、彼女はお母さんと共に地域の障がい者援助犬を育てるボランティアに参加していた。
一日中大好きな犬と一緒にいれるという事で、キャリーちゃんは大はしゃぎで犬たちとたわむれていたそう。
そして、キャリーちゃんが一人でトイレに向かった際に、ある異変と遭遇する。
なんと、男性が床で倒れていたのである! 実はこの男性、てんかんの症状を発症していたのだ!
キャリーちゃんは、てんかんなど知らない。しかし、彼が異常事態にあり、助けが必要なことはすぐに察知したそう。
急いで母親の元に戻り、「男の人が床で眠っているの!」と伝えた。
母親は、キャリーちゃんを信じて現場に向かった。結果、すぐにてんかんの発作だということに気付き、救急車を呼ぶことが出来た。
実は、倒れていたのは医師のミシェル・フリンさんで、このキャリーちゃんの勇敢な行動によって、危険な状況から一命を取り留めたという。
どうしてキャリーちゃんは緊急事態だとわかったのか?
倒れた医師であるフリンさんは、回復後「普通の4歳児なら、ただ眠っていると勘違いするだろう」と述べている。
では、なぜキャリーちゃんが緊急事態だとわかったのか?
この質問にキャリーちゃんはこう答えた。
「パパが糖尿病だからよ!」
なんと彼女の家庭では、父のミシェルさんが糖尿病のため、「どういう状態が緊急常態か」、そしてその時「どういう行動を取るべきか」をきちんと教え込まれていたのだ。
彼女の母親は「自慢の娘よ!」と誇らしげに語っていた。
一躍、地域のヒーローに!
そして、地域の警察は彼女のこの行動を称え、「地域のヒーロー賞」を授与した。
映画のチケットまでもらって、彼女はご満悦の様子。
今後も、持ち前の行動力を発揮して、もっともっと素敵な女性になっていく事だろう!
キャリーちゃん、グッジョブ!!!
参照元:Liftable